ネタバレろぐ
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gjetost

No.104

#刃魔正忍記
2話前の話。きれるわかもの。
今のジュンの感情は「急にお前が悪いとか言われてもわかんない!未来とか忍神とかなんなの!?わしに死ねと!?それで済むならとっくに死んどるわアホンダラ!!」という爆発寸前な感じ。キレる若者です。

元々メンタルがボドボドだったところに自分が生きていることを責め立てるような情報を重ねられたから怒り狂っちゃった……とつかメンバーがマジで殺し合いを始めるならロールとしてキレたいです。


以下メンタルボドボドについての詳細。


元々ジュンには、夜顔生活の時に覚えた「殺しをした自分には罪があるが、相手も運がなかったのだから仕方のない事。自分が殺されるかもしれなかったし、そうなったら諦めていた。」と己へのストレスを和らげる為に死を正当化する思考と、両断戦争下でカガリと交流するうちに得たのだろう「何の罪もない人が苦しい思いをするのはつらい。それくらいなら、少し強いらしい自分が傷付けば良い。それで全てが丸く収まるなら死んだって良い。」という、自己犠牲じみたエゴの心が両方とも存在しているんです。だけどそれは同時には存在することのできない二律背反なわけで。
だから多分、お仕事をしてるときや両断戦争で殺し合っていた時は前者の思想を持っていたものの、その後結局罪の意識に駆られて、昼の内は罪滅ぼしの為に後者の思想で行動を行い、他人のためという名目で自らを傷付けることすら正当化し、緩やかな自傷を行ってるのかなって思ってます。うーん、メンタルがぼろぼろだなー!

そもそも両断戦争の前からジュンは親のない買われっ子で、その時は買い主の夜顔のクソお兄さんに育てられてたりしてたんですが、多分両断戦争のタイミングでそのクソお兄さんにも捨てられちゃったんですよね。
クソお兄さんは元々小間使いとしてジュンを買ったので、長いこと帰らなければ代わりを買うし、死んだかもしれないのを待ち続けるほどジュンを大切になんか思ってないのです。ちょっとしたペット感覚。
それでもジュンは買われたタイミングがとても幼かったこともあり、クソお兄さんのことお父さんだと思ってたから、ショックは実父に捨てられた感覚と同等だったんですわ。いや本当はもっと昔に実父実母には売り飛ばされてるんだけど。

そんなんだからジュンはまあまあ荒れました。改造人間にされた上に、唯一、この人だけは全てを知った上で自分を許してくれると信じていた人にも捨てられて。それなのに戦争の中で「良心」と言うものを得てしまったから、お仕事も雑念で捗らなくって。何にも思うようにいかない。何にも誰にも話せない。そら荒れるわ。もしかしたら寝坊で留年した、と思ってた留年期間は、この荒れた期間だったのかもしれませんね。
そんなんで路頭に迷ってる所をキバくんに拾ってもらったかも、って話になったら、そらキバくんのことママだと思いますよね?(?????)

キバくんとの話は脱線するので一度置いておいて。
そう、そんな経緯で生きてるので、ベースからしてジュンはメンタルがボロボロなんですよ。記憶改竄されてる間は少しマシだったかもですが、どっこいそこに上からドドーンと一話の秘密開示と学校崩壊が起きたわけで。ジュンのメンタルはまたボドボドになったどころか、キャパオーバーしてキレそうな状態です。

誰かを殺したってそれで世界は変わるわけないし、力でねじ伏せて得たものはすぐに壊れるって知ってるし。それなのにそんなもの求めるなんてバカなの!?バカだな!?そんなバカでも死なれちゃ困るんだよ!!欲しいものがあるとして、なんで手を貸してって言ってくれないわけ!?届くかもしんないじゃん!!そんな届くかもしれない理由の為に世界壊さないでよ!!君の命が世界より重いわけないだろおたんこなす!!うわーん!!!!!!って、そんな感じ。完。畳む

シノビガミ