ネタバレろぐ
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gjetost

No.109

#月咏譚
2話PCに練り込んだネタのまとめ。
文章化した方がわかりやすそうなので元ネタにしてる事のメモとか構成のメモとか纏める。
色々考えてる間東方の曲ばっかきいてたので、その辺に引っ張られがちかも。

性格的なところは少し天邪鬼というか、強がりとか、ツンデレとかそういう感じなのかも。白黒反転しがち。
千早が恥も臆面も無い幼年期の様子をしていたので、真弓は少し育って思春期くらいの感じ。
実年齢は不明だけど20行ってないんじゃなかろうか。


■名前■

【寸聞多羅(スモタラ)】
1:スマトラ島のこと=スマトラトラや!!
2:香道における香木の分類「六国」の内の一つ。本来は産地を指す言葉であったが、後世にて品種を指す言葉となった。上品な香りとされることもあれば、「伽羅に似たまがい物」であるとされる事も。組香のルールの一つ「竹取香」においては、「中納言石上麿足」にあてられる。

※中納言石上麿足(ちゅうなごんいそのかみのまろたり):『竹取物語』の登場人物の一人。輝夜に求婚を行った際「燕の子安貝」を持ってくる事を条件とされ、自らも屋根の上へ上り子安貝を探すが屋根から転落。落ちざまに燕の巣から掴んだと思った物品も、子安貝ではなく燕の古糞だったという。


【真弓(マユミ)】
1:ニシキギ科の落葉低木。古くはこの木の枝で弓を拵えたという。日本では檀と書く事もあるが、香木の白檀などとは科からして別種である。
2:上記から転じて、弓の美称。
3:さらに上記から転じて、ある程度欠けた状態の月を指す(上弦、下弦、弓張月、半月など)。

万葉集「天の原 振り放け見れば 白真弓 張りて懸けたり 夜道はよけむ」
(「月が照らす夜道ってなかなか乙なもんですよね」みたいな意味。)

万葉集「天の原 行きて射てむと 白真弓 引きて隠せる 月人壮士」
(七夕の時期の句。月人壮士=月(月に充てられる男神)のこと。かつての七夕における彦星と織姫の逢瀬は月の無い夜に行われるものとされており、それなのに煌々と照っている月に対して「せっかくの七夕なのにお月様が狩りに出てきてて二人がなかなか会えないぜ。困ったもんだ」みたいな意味で詠まれたとされる詠。)



■忍法類(選出理由)■

【接近戦攻撃(鳥獣術)】
ガオー!(ザシュ)

【月輪】
かっこいいので。程々コストで間合いがまあまああるのも良。

【気骨】
【鏡地獄】を使うのでコストがたくさん!ほしい!

【閃軌】
永遠と須臾を操る程度の能力(真弓は輝夜ではない)。
【鏡地獄】を低プロットでも使えるようにするためにラウンドを巻いていく為のもの。
ついでに【飢渇】までの時間も短くなるぞ!

【飢渇】
虎視眈々と機会を狙っていきましょう。
どうせ【閃軌】でラウンド数巻いていくなら火力も上げていこうという魂胆。


【双子:鏡地獄】
『一休さん』に語られる「屏風の虎」をイメージ。「虎を出さねば捉えられぬ」というのなら、お前が屏風の中へお入りなさい!PC2HOに書いてある「天地がひっくり返るのを見た」という一文から鏡像のイメージも。
ずっと気になってた忍法なのでここで使っておきたいな~って思った。

【双子:髪芝居】
【鏡地獄】と同じく「屏風の虎」をイメージ。縛り上げる縄の方。
これで鏡地獄交えつつプロットピョンピョンしたらいい感じにダメージ与えられないかな……という算段。
以前あきゅさんに対して髪芝居使ってボッコボコにされた事があるため、ちょっとしたリベンジでもある。ウオー

【双子:巡矢】
エネミーと戦う可能性を考慮して【雷電】を選ぶ事も考えたが、コストの関係上こっちを選択。
雷様要素も欲しかったけどコストが、足りない!!
しかし巡矢もベリー便利便利忍法。ワンチャンバフが乗ったり乗らなかったりするかも。やったね。


【背景:双子】
屏風の虎要素にHOに書いてある天地逆転の取り込んで、鏡像と実像のイメージで取得。
【鏡地獄】をうまく使いたい……!

【背景:宿星】
千早から引継ぎ。

【背景:不忍】
千早から引継ぎ。

【背景:目撃者】
天地がひっくり返るのを見てしまい、さらには先輩による裏切りを見てしまった為少し疑心暗鬼になっているのかも。
感情そんな沢山取らんやろ……みたいな慢心もちょっとある。



■奥義■
『燕石切匙天に回す』(エンセキセッカイ テンニカイス)
封術/範囲攻撃/滅び/間合低下

【燕石】
1:中国の燕山山脈から出る石。玉に似ているが、玉ではないまがい物。
2:上記に書かれる燕石を大切にしたという故事から、価値の無い物を宝として誇ること、慢心する事の例え。

【切匙】
1:すりばちの内側にこびりついた残留物をこそぎ落とす為のへらのようなもの。
2:「切匙で腹を切る」:上記のような切匙は鋭利ではないため、腹を切る事は出来ない。不可能なことの例え。

【天】
1:上方、或いは空を指す。
2:地の対となるもの。

【回す(かいす)】
1:回る、回転する。反転する。
2:帰す、還す、廻す、解すなどへの言い換えも可能。
3:甲斐す。かいあり。

■奥義全文■

『竹取物語』において麿足は燕の糞、言わば燕貝ならぬ燕石を掴み失敗した。さらにはその失敗を気に病み彼は病床に伏してしまう。しかしその折にかぐや姫より届いた文への返事に書いた「かいはかくありけるものを わびはてて死ぬる命をすくひやはせぬ(貝は無くとも、貴方より見舞いを貰う甲斐はあった。そしてこの甲斐ならぬ匙(かい)にて、死にゆく私の命を救い取ってくれないか)」という文はかぐや姫の心に残り、麿足の死した後、彼女に少しうれしい事を指す「かいあり」という単語を生じさせた。

まがい物にまみれた世であるが、その中でもかいを見つける事ができれば、一切が地に堕つ事は無く、天(天人、天上の人≒主君)に昇華される事もあろう。

……長ったらしい名前がついているが所謂重力系の秘術。
地に落つ筈の姿勢でありながら、自身ではなく対象を地へ撃ち堕とす矢を放つ。
なんとなくムーンサルトキックのようなもの。リバースイデオロギーや!(突然羅針城に飛んでいく)
鏡像の世界に潜り込む事で攻撃を回避する事も可能。なかったことにしますね!




・戦術的な話をするのならば、クライマックス最初の2ラウンドはプロットを逃げまくり閃軌+気骨でコストをもりもり増やしていく。そして気骨のコスト上限までたどり着いたら双子を使用。気骨、飢渇を残して全とっかえ。プロットをビュンビュンしながら、対象と別プロットになったら巡矢でチクチクと狙い、対象と同プロットになったら髪芝居を撒いてクリヒで殴る。相手から奥義が飛んで来たら滅びで逃げる。そんな感じでうまくいったらいい……いいなぁ

長所は鏡地獄による通常攻撃のあたりにくさ。間合いや相手の奥義によっては全回避も夢ではない。
巡矢が良い感じに刺されば、飢渇も足して一回に最大4点のダメージを与える事ができる。
鏡地獄って判定要らないのブッ壊れだと思うんですよ。
髪芝居を持ち高プロットにプロットをする事で同プロットに来る事をけん制しつつ、もし近寄って来た場合には髪芝居を撒いて低プロットに逃げる手段も得られる為、いくらかのプロットの読みにくさも長所となるか。

弱点はマヒや呪いによる巡矢の死亡や、気骨で増やしたところで結局足りなくなりがちなコスト問題。
巡矢の死亡は奥義でなんとかできなくもないが、コスト問題はまじでどうしようもない。先攻鏡地獄+巡矢を狙って行くならどちらにせよかなりの高プロットでの戦闘が必要になる。つまり……高所や雑踏にもめちゃくちゃ弱い……ってコト!?
それから奥義以外の高火力技の前には無力である。月影こわいよ~!!!!!!!!
回復手段も薄めなのでなんとかなりたい。なんとかなれーッ!畳む

シノビガミ