#十二星座館殺人事件キャラ練り。文章量的に重めの過去設定。ある映画のネタバレあり。続きを読む※ヘレディタリーのネタバレを含む。続きを読む民俗学と人類学に技能値振ってるのにそこから派生しそうなオカルトに技能値を振ってない(振れてない)理由付けに「やばめのオカルト一家だった実家の方針が嫌で嫌で、民俗学人類学を学び研究する事で古い信仰の非神話化を進めている=オカルトアンチなのでオカルト技能ない」という味付けをした時に、追加でそういうテーマを付与した。ヘレディタリーは家族(本当は故人だけど)の信仰していた神を兄に付与してその神を覚醒させる為に妹が生贄になったような感じだったけど、アルバスの場合は逆ヘレディタリーなので、妹の方が生存して兄が死んでいたらどう転がっていただろうか、という感じ。恐らくアルバスの家族構成は母、父、兄(仮名ニグラ)、妹(アルバス)。所謂魔女家系のような感じで、身なりに関する制約も多々あったと思う。例えばシシン先生の動画曰く「魔術師は髪に魔力を溜めこむ」みたいな俗説が古いギリシャの時代にはあったようなので、そういうのに倣って髪をなるべく切らないように、とか。アルバスはそれがダルくてダルくて、家で着せられた服を学校に着いたら即体操服に着替えるような反抗的な態度を取っていたと思う。そしてその家族の中で兄だけは(そして兄にとっては妹だけは)押し付けられる信仰を疑っていて、だからこそ秘密裡に強く結束していた。ニグラは信仰をひっくり返す為にこっそりと民俗学の研究を行っていた。アルバスもその横で資料を読んでいただろうし、きっといつかニグラがこの環境を打破してくれるんだと信じて耐えていた。待っていた。そしてある冬、兄17妹10くらいの時か、とうとう免許を取ったニグラは家を離れようと(あるいは、何か親族が兄妹に危害を加えるような事件があって咄嗟に起こした行動だったかもしれない(未定))荷物をまとめてアルバスの手ひっつかんて車で逃亡。これで長い苦難の日々も終わる……かと思いきや、逆ヘレディタリーなので事故る(ここはお約束的な奴なので深い理由はない)。崖際でのハンドル操作ミスによる事故だったが、ガードレールに引っ掛かって車は落ちなかった。しかし衝突の衝撃で酷く怪我をしたニグラを救うために、比較的軽傷だったアルバスはひとりで車を降りて近くを行く車に助けを求めようとする。が、深夜に妙に古めかしく格式ばった服を着た白い髪を長くした少女が車道にいたらそりゃびびるというもので、その運転手もパニックを起こしハンドル操作に失敗。ギリギリ崖際にとどまっていた車もろとも崖下に落下炎上、焼死体が二つ発見される事になる。(個人的に、実は助けを求めようとした車の運転手はちょうど殺した彼女を山に埋めにいこうとしている最中で、だからこそ道路に出て来た女(アルバス)の姿にパニックを起こしたし、事故の後に発見された焼死体はその運転手の男と彼女のものでニグラの消息は実は不明だと嬉しいなと思う。死体の性別の不一致に関してはアルバス以外に証明する者がいないし、肝心の証人である筈のアルバスは、車のライトに目を瞑ったせいで運転手の性別がわからなかったからその不一致に気づく事はない。そういう偶然の不幸と希望のミルフィーユが好き。)自分のせいで二人も人を死なせたと思ったアルバスは酷くショックをうけただろうし、何なら一族の信仰する神の片鱗を見てしまったかもしれない。畏怖の念を抱いてしまったかもしれない。それでも歩みを止めなかったのは、彼ならあきらめるなと言うだろう、と感じたから。ここでHOの話が出て来るのですが、そうして継承される思いは『最後の最後まであきらめなくていい』という”約束”、そして私達を歪めた超常現象に対する”復讐”という意味をもったシンボルになるんですね。ヤギ、クローバーもたんか。そんな経緯を経て、アルバスは兄の遺志(生死不明)を継いで民俗学/人類学の研究を重ねて寮制の学校に滑り込んで家との距離を取り、さらに交換留学だフィールドワークだなんだと理由をつけて色々な場所への不定期の移動、滞在を繰り返し、一族から現在地を割られないくらいに距離をとる事に成功した。そうして今を胡乱な雰囲気ふりまきながら能天気そうに生きている。そうして非神話化を行う内に、各地で起こる伝承になぞらえた事件や民謡の見立て殺人とかを偶然解決して名探偵という自信も持ってしまったりしている。なんで犯人ってわらべうたの見立て殺人とかするんだい?(メッタメタ)それでもやっぱり”かみさま”は怖いからオカルトは苦手だし、兄の遺志を感じるくらいには霊魂とか運命とか魔術とか、そういう概念が意識に刻まれてる。だからこそ、今回のシナリオ導入として渡される”何かから与えられる死の運命”を示唆するような手紙を無視できなくてハーメルン村に向かう事を決める。総括するとアルバスは、人をなめくさった走り回る雑種犬のような挙動をしながら、その実奇跡よりも魔法よりも何よりも、遥かな土の底に眠る人類史と、そこに連なる今を信じて歩き続けている。これまでの歴史がもしも不可視の"かみさま"に誘導されて作られたものだとしても、実際に世界と私という認知を造り、世界の解明の為に奔走してきたこれまでに絶対の価値を置いている。たとえ1d100のSANcが起こるような現象が起きたとしても、自分たちの築いた人類史を肯定する事ができるくらいに。ちょっとナチュラル狂人かも。上記の通りの過去を今は考えているので、シナリオ内で過去が生えなければ強火の人類大好きおねえさんだし、重めのブラコンです。やったぜ。畳む畳む 2024.11.1(Fri) 00:40:43 クトゥルフ
キャラ練り。文章量的に重めの過去設定。ある映画のネタバレあり。
※ヘレディタリーのネタバレを含む。
民俗学と人類学に技能値振ってるのにそこから派生しそうなオカルトに技能値を振ってない(振れてない)理由付けに「やばめのオカルト一家だった実家の方針が嫌で嫌で、民俗学人類学を学び研究する事で古い信仰の非神話化を進めている=オカルトアンチなのでオカルト技能ない」という味付けをした時に、追加でそういうテーマを付与した。
ヘレディタリーは家族(本当は故人だけど)の信仰していた神を兄に付与してその神を覚醒させる為に妹が生贄になったような感じだったけど、アルバスの場合は逆ヘレディタリーなので、妹の方が生存して兄が死んでいたらどう転がっていただろうか、という感じ。
恐らくアルバスの家族構成は母、父、兄(仮名ニグラ)、妹(アルバス)。
所謂魔女家系のような感じで、身なりに関する制約も多々あったと思う。例えばシシン先生の動画曰く「魔術師は髪に魔力を溜めこむ」みたいな俗説が古いギリシャの時代にはあったようなので、そういうのに倣って髪をなるべく切らないように、とか。
アルバスはそれがダルくてダルくて、家で着せられた服を学校に着いたら即体操服に着替えるような反抗的な態度を取っていたと思う。そしてその家族の中で兄だけは(そして兄にとっては妹だけは)押し付けられる信仰を疑っていて、だからこそ秘密裡に強く結束していた。
ニグラは信仰をひっくり返す為にこっそりと民俗学の研究を行っていた。アルバスもその横で資料を読んでいただろうし、きっといつかニグラがこの環境を打破してくれるんだと信じて耐えていた。待っていた。
そしてある冬、兄17妹10くらいの時か、とうとう免許を取ったニグラは家を離れようと(あるいは、何か親族が兄妹に危害を加えるような事件があって咄嗟に起こした行動だったかもしれない(未定))荷物をまとめてアルバスの手ひっつかんて車で逃亡。これで長い苦難の日々も終わる……かと思いきや、逆ヘレディタリーなので事故る(ここはお約束的な奴なので深い理由はない)。
崖際でのハンドル操作ミスによる事故だったが、ガードレールに引っ掛かって車は落ちなかった。しかし衝突の衝撃で酷く怪我をしたニグラを救うために、比較的軽傷だったアルバスはひとりで車を降りて近くを行く車に助けを求めようとする。
が、深夜に妙に古めかしく格式ばった服を着た白い髪を長くした少女が車道にいたらそりゃびびるというもので、その運転手もパニックを起こしハンドル操作に失敗。ギリギリ崖際にとどまっていた車もろとも崖下に落下炎上、焼死体が二つ発見される事になる。
(個人的に、実は助けを求めようとした車の運転手はちょうど殺した彼女を山に埋めにいこうとしている最中で、だからこそ道路に出て来た女(アルバス)の姿にパニックを起こしたし、事故の後に発見された焼死体はその運転手の男と彼女のものでニグラの消息は実は不明だと嬉しいなと思う。死体の性別の不一致に関してはアルバス以外に証明する者がいないし、肝心の証人である筈のアルバスは、車のライトに目を瞑ったせいで運転手の性別がわからなかったからその不一致に気づく事はない。そういう偶然の不幸と希望のミルフィーユが好き。)
自分のせいで二人も人を死なせたと思ったアルバスは酷くショックをうけただろうし、何なら一族の信仰する神の片鱗を見てしまったかもしれない。畏怖の念を抱いてしまったかもしれない。それでも歩みを止めなかったのは、彼ならあきらめるなと言うだろう、と感じたから。
ここでHOの話が出て来るのですが、そうして継承される思いは『最後の最後まであきらめなくていい』という”約束”、そして私達を歪めた超常現象に対する”復讐”という意味をもったシンボルになるんですね。
ヤギ、クローバーもたんか。
そんな経緯を経て、アルバスは兄の遺志(生死不明)を継いで民俗学/人類学の研究を重ねて寮制の学校に滑り込んで家との距離を取り、さらに交換留学だフィールドワークだなんだと理由をつけて色々な場所への不定期の移動、滞在を繰り返し、一族から現在地を割られないくらいに距離をとる事に成功した。そうして今を胡乱な雰囲気ふりまきながら能天気そうに生きている。
そうして非神話化を行う内に、各地で起こる伝承になぞらえた事件や民謡の見立て殺人とかを偶然解決して名探偵という自信も持ってしまったりしている。なんで犯人ってわらべうたの見立て殺人とかするんだい?(メッタメタ)
それでもやっぱり”かみさま”は怖いからオカルトは苦手だし、兄の遺志を感じるくらいには霊魂とか運命とか魔術とか、そういう概念が意識に刻まれてる。だからこそ、今回のシナリオ導入として渡される”何かから与えられる死の運命”を示唆するような手紙を無視できなくてハーメルン村に向かう事を決める。
総括するとアルバスは、人をなめくさった走り回る雑種犬のような挙動をしながら、その実奇跡よりも魔法よりも何よりも、遥かな土の底に眠る人類史と、そこに連なる今を信じて歩き続けている。
これまでの歴史がもしも不可視の"かみさま"に誘導されて作られたものだとしても、実際に世界と私という認知を造り、世界の解明の為に奔走してきたこれまでに絶対の価値を置いている。たとえ1d100のSANcが起こるような現象が起きたとしても、自分たちの築いた人類史を肯定する事ができるくらいに。ちょっとナチュラル狂人かも。
上記の通りの過去を今は考えているので、シナリオ内で過去が生えなければ強火の人類大好きおねえさんだし、重めのブラコンです。やったぜ。畳む
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