ネタバレろぐ
TRPGのネタバレを含む画像やテキストやまとめるところ。

掲載画像の無断転載・無断利用・AI学習禁止(Do not repost or use my artworks.)
gjetost

No.14

#雲明院家の遺産
雲明院にかかわる天ヶ下のデザインについてのあれそれ。ふせったー回収。

大体の部分はあのHOに対する性癖です。神様の化身の妖怪じみた子は赤+黒+白にしたいじゃない。

おかっぱに意味はありませんが、強いて言うなら大人しそうに、性別不明寄りにみえたら良いなって願望がこもってます。
赤い首巻きは最初差し色として付けていたのですが、その白赤マーブル感から名付けの時に椿の種類の一つ「天ヶ下」と関連づけました。

今回名前にもした天ヶ下ですが、その名には諸説あるらしく「時は今 天が下知る 五月哉」という明智光秀の句からとった説もあるようです。ざっくりいうと「土岐氏(明智の血族)が天下を取るような五月やね」みたいな意味らしい?これも諸説あり。
なので、一族の繁栄を得るため、いわば一種の天下を取るために利用される怪異の異名として天ヶ下の名を冠するのは、なかなか楽しいんじゃないかという事でこの名は決めました。ほかにも「胡蝶侘助」という品種が候補にあがっていましたが、今回は名字が決まっていた為そちらは没になりました。
天ヶ下関係ではもう一つシナリオ終わった後に知った事があるのですが、なんでも天ヶ下という単語を使った現代俳句があるとかないとかで、その句は「天ヶ下百足虫も神の使ひなる」というものなんだそうです。めっちゃ神の遣いいうとるやん。
その他にも、椿は毛虫がでたりして人に害を与えますが、他の花が枯れてしまう冬にも鮮やかに咲き庭を彩ります。その様子が、世の中が厳冬の時代になっても咲き誇る繁栄を約束する代わり、身内での殺し合いを行わせ、互いの血を捧げるよう強要するチギリ様にはしっくり来たのではないでしょうか。知らんけど。
椿との関連付でもうちょっと考えてみると、通常攻撃が緊縛首絞めだったのは、もしかすると縊り殺して首からぽとりと散らせる気だったのではないでしょうか。とんでもねえな。

雲明院家の間取りについてはわからないけれど、お庭に天ヶ下椿が植わっていたらわたしはうれしいです。以上!おわり! 畳む

インセイン