ネタバレろぐ
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gjetost

No.17

#スケープゴート
PCについての話。ふせったー回収。

コーベルって確かにブッシュヴァレーの出身ではあるのですが、エルトリア家に就く前にも一度別国の別な人の屋敷で庭師として働いてた事があったらいいなと思う。(願望)

いうて庭園の形式としてはイギリス式庭園を好んでいそうなので、向こうの庭園形式を学ぶために異国に務めたものの原点回帰した…という感じかもですが。なんとなーく薔薇園とか作ってたらヴィクトリア感あってええやん…と思うので、薔薇といえばフランス留学が主になるのでしょうか。

その辺りのちょっと大き目の、多分地主さん?とかのお屋敷に最初は務めてたんですけど、そこにもちびっこの、歳の頃でいうと13~14歳くらいのお嬢様がいらっしゃったんだと思うんです。そして、その年頃のヴィクトリアちびっこって恐らく童話から抜け出して戯曲なんかに手を出す頃合だと思うんです。ハムレット、シェイクスピア、身分違いの恋、妖精たちの花咲く庭……そういう幻想的なロマンスに恋する乙女が、顔だけは良い、自分より身分の低い庭師を良いように扱わない手はないと思うんですよ。
そんなこんなでコーベルはお屋敷の娘さんに気に入られて、最初こそ懐かれてまんざらでもないんですけど、一度遊び相手のお人形が見つかれば、ごっこ遊びは段々とエスカレートしていくわけです。執着具合とか、大して綺麗でもない人間の事を褒める為に紡がされる戯曲の台詞とか(コーベルってもともと人間より造られた庭や自然の草木、芸術の方が好きな気があったと思うので)、地位があるわけでもないのに引きずり出されて白い眼で見られるお茶会とか、コーベルはそういうのに段々疲れてきちゃったんだと思います。
そして最後には、恐らくお嬢様の方から手を出しかけたとか、それをパパに怒られでもしたら大変だからとか、罪の擦り付けとか、色々あったんでしょう。お屋敷の人はとうとう留学に来ていたコーベルを元の土地に追い返し、とうとう人嫌いを拗らせたコーベルも自らの意向も含めてブッシュヴァレーへと帰還します。

村へと戻った彼は精神衰弱の療養を蓑に、人付き合いを避けて森の片隅に暮らしていたのでしょう。
まるで世捨て人のように村から孤立して暮らす彼は、恐らく森の仔らの従者に引き込むにはもってこいの存在なのではないかと思います。特にこれは妄想なんですが、夜森の山羊の性質がなんとなくクトゥルフのシュブ=ニグラスの化身の一つ、パンの大神に似ている気がするので、もしもその神格が持つような豊穣の権能を与える事でコーベルを引き込んでいたとしたら、彼は多分断らないですね…人好きじゃないし…。

そんなこんな夜森の山羊の事を『土地神様』くらいの感覚で信仰していた頭お花畑でしたが、シナリオ中で辿ったような経緯を経て、今の状況に至るのではないでしょうか。
ギル君たちのパパがどうしてコーベルを見つけたのか、はわかりませんが、もしかすると信者の方が先に依代としてのギル君を見つけていて、コーベルを送り込んだのかな…?という感じもしますね。そのへん詳細どうだったか不安なので、間違えていたらすみません。




そして薔薇の庭の庭師っていうとどうしてもgardenを思い浮かべる音ゲーマーです。最近ノスタルジアにも来たのでよろしくな。


こういう感じのコベギル雰囲気全年齢同人くだち(願望) 畳む

インセイン