ネタバレろぐ
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gjetost

No.24

#花歌譚
3話終了直後の感想。ふせったー回収。

ゆきおじはね!暁山に裏切られたことよりも、親子を屠り絆を切り裂くことが辛かった……たぶんあげはちゃんに一撃も攻撃を当てられなかったし、おうぎさんの体力をあと1点にまで減らした所で急に出目が腐り始めた。君は仲間殺しが出来ないタイプのフレンズなんだね…

裏切られるのは、逆に他人を信じやすい性格だから慣れてそうなんですよ。ああまたか。相手にとって手頃だったんだろうな。と、自分が相手にとって特別だとも思わず、ただカモにちょうどよかったんだ。と諦観を抱えるタイプ。

だから今回も、たまたまカモりやすそうだからターゲットにされたんだろう、と思っているだろう。しかしそれ以上に、親子、それも仕方なく他所のの生き物を食う子を守ろうとする親の図はゆきおじには少しキツイ。とてもキツイ。

というのも、おじ自身20ちょっとくらいまでは一般的な人間の家でお爺ちゃんとお婆ちゃんと一緒に、大事に愛情を持って育てられ、今際の時には与えられた愛情を以って二人を見送っているんですよ。だから本能的にできる真蛇以外は、弓道を応用した巡矢、組織加入後に覚えた接近戦攻撃、あとは生まれ持った身体的な特徴を利用するような忍法ばっかり。

そう、それで、異形の子を自らの子として育てる、その心が人間に備わっていなかったら自分もここにいなかった。そんな背景をもっているからほんと、暁山親子の状態がとても見ていて辛いし、否定することは自らの家族を否定するようでなかなか強く出られなかった。シナリオ関係なしに勢いで付けた背景がド刺さりして死んだ瞬間である。

勿論妖魔だろうと違かろうと、人に危害を加えることをみすみす許すことは出来ないが、せめて、せめてそう、暁山親子が穏やかに暮らせる世界があれば、そんな世界に地獄門を通してでも巡り会うことごできたなら、なんて思っていた。地獄門の向こうでたっしゃにくらせよぉ…… 畳む

シノビガミ