ネタバレろぐ
TRPGのネタバレを含む画像やテキストやまとめるところ。

掲載画像の無断転載・無断利用・AI学習禁止(Do not repost or use my artworks.)
gjetost

2024年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#寵獣戯画・点睛編
自分で握ったPC4をこじらせてべちゃべちゃベックス
苅部ーーーーーになってるのは実はシナリオに関係あるところでもあるし、関係ないところでもあるのですまんと言う気持ちもある

色々踏みつけて生きてきてる事を背負おうとするタイプにしよう!というのや、前に言ってたカルペディエムだとか赤い靴を混ぜ込もうというのは秘密みた段階で決めていたのですが、ラフの赤い羽の色を塗ってる時に「いよわのアプリコットと灰色の靴も混ぜたいな……」と思ってしまったために、そこはかとなく少女的な潔癖感というか、育てられるまま言いなりになってきたからこその幼さが滲み出し……

本当は可愛いものとか美しいものが好ましいと思っているんですよ……じゃなきゃ奥義に赤い靴とか花言葉とか引用せんて……
多分獣化した際の足の使い方も、日本に浸透している舞踊の要素だけでなく、帝劇かどこかに付き合いで行ってみた白鳥湖を参考にしているのでしょうね。あのあたりの時代に素敵なロシアのバレエダンサーが来日してたようなので……。しかし、それでいて潔白な身は似合わないと王子や白鳥ではなく魔王や黒鳥を参考にしてそうなあたりそういうところやぞ苅部楽果
奥義で引用している花言葉についても、アプリコット(杏)の花言葉の「疑い」を採用できる一方で、「臆病な愛」は胸中を明かすようで採用できなかったとかそういうところやぞ。
どんなに自分は恐れてなどいないと己を奮い立たせようと、本当に感じている恐怖や不安は本人が一番よくわかってるはずですからね……

それになんというか、様々なものを踏みつけて生きてるからこそ自分の意思だけで生きちゃいけないみたいなどっかの夜顔みたいなこと考えてるやつになってしまったのでどうにも、己の欲の為だけにうごくことができない、な……!?

穏やかだったり、繊細だったり、そういう世界観や雰囲気が好きでもそれをおくびにもださず国のために奉仕するのは、そうすることが己が踏みつけてきたもの達への誠意であると思っているからこそ。しかしその一方で、そうまでして歩んできた道筋を逸れることをきっと恐れている。認められる存在では無くなったらこれまで踏みつけてきたものを無碍にしてしまうと同時に、己も捨てられてしまうだろう。そんな恐怖を伴う敬意(と思い込んだもの)なんて本当に臆病な愛でしかないよ。

蛍ちゃんに対しても、彼女を出島から呼び戻して、彼女から奪ってしまった日々を精算したいとか思っているのだと思う。それは彼女の平穏を望む愛でもあるのだろうけれど、奪った側のエゴでもあるよね。それは楽果もわかっているだろうから、これ以上彼女に頼ってしまわないよう、蛍ちゃんにそれを告げることはない。蛍ちゃんは優しいから、それを表明して仕舞えば彼女を悩ませるばかりだろうと考えるから。
けど、そのせいで言葉が少なくなって蛍ちゃんに彼女を思う気持ちは通じていないかもしれない。でも楽果はそれでいいとも少し思ってる。自分のことなんか信じてくれなくて良いと思ってる。無闇に怖がらせる気は無いものの、そうして独善的な愛を成そうとするのに、同意する気のない相手を同意させることは不可能だと思想犯を罰する間に知ってしまったから。唯己の為、或いは国の為に蛍ちゃんの悪になろうとしてる。恨んでもらって構わないと思っている。悪になってでも、人の道に引きずり戻したいと思っている。例え二人とも最初から異形だったのだとしても、人としてあって欲しいと願う。そんな我欲しかない私なのに、彼女は友情を抱いてくれている。どうしたら良いだろうか。っていうのが現状ですねーーーーーーー

ぎがぴPC4のCONBEXめっちゃいきいきしてるな畳む

シノビガミ

#寵獣戯画・点睛編
楽果の性格の話。
楽果くんさあ己の私情を「落果の言説」と切り捨てて他人事にする事で二律背反のバランス取ろうとしてない……?

他人の死体踏みしだいて生きてるのは想定してたけど己の死体まで踏みしだいてるのはちょっと想像してなかったな。


例えばPC3に対して、
「私達に恨みを持つことは当然だろう」という気持ちと
「可能ならば幸せに生きてほしかった」という気持ちと
「国に仇なすものは許さない」という気持ちがあるんですけど、
一つ目と二つ目の考えは表出する前に切り捨てるべき「落果の言説」で、三つ目のみが表出させて良い「楽果の言説」なんですよ。
落果、特に生理的落果とは、果実が成長するための栄養が不足している場合に、栄養を送りきれない果実を未成熟のまま枝から切り離す現象。不要な果実が成熟しては根幹が揺らぐから、それが可視化される前に切り捨ててしまわなければならないんですね。
なので、色々な事象に晒されて様々な思想が己の中に渦巻くのは仕方の無い事と認識しつつ、実る思想から善きものだけを選び取るのは「楽果」の仕事。みたいな。善因を選び取った先にのみ楽果は存在しうるのだ、みたいな。
そういう発言と思考の選び取り方をしているのかもしれない。つらいな。

そんなふうに色々考えて切り捨てて、最後に出力するのは特高の楽果として認められる言葉に絞られてくるから、少し前までの鷹守さんと話していた時の態度から急に冷徹な態度に切り替わった様に傍目にはうつるのかなあとか。
今までに良い感じにそれを表現できてるかはわかんないけど、クライマックス前後くらいはそれ徹底しても良いかもなと思ったり。



【追記】
あ~~~~~~~~杏と生理的落果の関係性について調べてて知ったんですけど、大正末期に優良種として選出された杏の一つに「平和」っていう品種名のやつがあったみたいですね。第一次世界大戦の終結を記念して命名されたとかなんとか。
しかしこの後第二次世界大戦が待っているわけで。せっかく実を結ぼうとした平和もいずれ切り落としてしまうのだろうかと考えるとなんかもう おしまいだよ。

参照元:https://www.japanfruit.jp/fruit/endemic....畳む

シノビガミ

#寵獣戯画・点睛編
楽果の趣味の話。
あーーー苅部の趣味完全に理解しました。便箋集めじゃない……?こいつの唯一レベルの趣味って……

苅部は少女性があると言っても女装したいわけじゃないし(ifではあんな格好させたけど、あれは女装癖というよりはかわいいを選んだらアレになった感じ。スカートっぽいのも袴みたいな感じなのだろうなあと思う)、お人形遊びがしたいわけでもない。そもそもそんな目立つものを手元に置いたら己の隠したい性質がばれてしまうし。
ならばその性質はどう行動に現れるだろうか?ってずっと考えてたのですが、多分ここですね。

お手紙って各家庭に電話が置かれるようになるまではメインの連絡手段だった分、いろんな種類のがあっただろうし、お手軽に手に入っただろうし、何より必需品であるからこそ、お家にあっても怪しまれにくいのではないかなと。
逆に主な連絡手段であったからこそ、便箋一つとっても男性的なデザインとか女性的なデザインとか暗黙のうちに分かれていた可能性もかなり高いかと思いますが、木を隠すならなんとやらという感じで、主に使う無難なレターセットに紛れさせて隠しておくとかできたんじゃないかなあと思いました。いざとなったら、知り合いの文具屋で余ってるのを押し付けられたとか、近所付き合いでもらったとかいくらでも言い訳できそうですし。
あと、妹が奉公に出された為に生かされた分どうにも無駄遣いが苦手そうだなあともおもうのですが、実用品であり、少量であればそんなに値が張るものではない便箋なら少し多めに買う事を己に許せるかな……というのがある。
当時の便箋って竹久夢二とか小林かいちとかがデザインしてるめちゃかわなやつがあるので、そういうのを家の机の引き出しとかにそっと忍ばせてあるのかも?

いつか蛍ちゃんにお手紙送れるようになったら使う用に、そういうの買い始めたとかあるかもですね?しらんけど。


あと苅部のSGは途中で一回無言を貫く瞬間があると思うんですけど、それで痛いところ突かれて武力行使に出かけた所を恐怖政治への怯えの裏返しと暴き倒されてぐちゃぐちゃになってると良いなと思いました。
裁く立場の人間は裁かれる基準や罰の重さを知っているからこそ己が裁かれる事に恐怖すると思うんですよね。あと、やっぱ目の前で妹が奉公に出されたのを見ていたから「自分もいずれ捨てられるかも」みたいな恐怖あるだろうなと思った。そんなかんじ。畳む

シノビガミ

#寵獣戯画・点睛編
メモみたいなふせ。
兄妹に流れてる渡来人の血どっから入ったんや

どっちか片親渡来人だった説?渡来人の血のフレーバーテキストを忘れてしまったので違うのかもしれないけれど。
でももしそうだった場合、残った片親で何とか子を生かそうと思った結果こうなったのかなあとか、いやそれにしたってとか、色々思うことはある。
あれかな。父or母とガキの楽果だけじゃ、渡来人から蛍ちゃんを守りながら楽果を生かすことは難しくて、蛍ちゃんを国に保護してもらった方がまだ安全ってなったのかな。それだったら楽果は血の滲むような努力 何一つ惜しまずするでしょうね……!

ここまでずっと毒親ルートで考えてきてたけど、この案の方が平和なのでは……!?どうする……!?畳む

シノビガミ

#寵獣戯画・点睛編
生い立ちの話。
ザ・家庭の事情。
渡来人の血確認したんですが、これは片親渡来人説……あるのでは?しらんけど。蛍ちゃん/もぐさんもそういうの好きだったら。

ママが非渡来人で渡来人のパパがどっかに霧散してたら地獄ですね。お兄ちゃんは父さんと違って母さん達のこと守ってくれるよね?からのまだ弱くて楽果だけでは二人を守れなさそうor守り切れなかったから蛍ちゃん切り離し(守れないから蛍ちゃんを国に保護してもらうとか、兄妹どちらも生かす為とかの事情も内包してる?)の流れ?
そこからいつか家族を守れる大人になる事/妹との再会をトロフィーとしてのスパルタ教育/血の滲むような努力?故に情?
あの時代で家の唯一の男手で長男(だと思う)だから頑張れたけど、あの時代じゃなくて長男じゃなければ今の楽果にはならなかった、のかもとか?

久世家と東家と雲母坂家のハイブリッドか?
ちょっと盛りすぎ?畳む

シノビガミ

#寵獣戯画・点睛編
卓感想。
ぎが楽しかったな。
PC3-NPCが組みPC1-2-4は共闘したりしなかったり。最終的にはPC1,2が勝利し全絵画はめ込み、PC1,2,3が使命達成。PC4が使命不達成でした。

私はPC4、苅部楽果で参加していました。
PC4はメインフェイズ中は十字傷の絵画を守り通し戦ってはいたのですが、クライマックスでは敵対するPC3-NPCを、利害の一致……?みたいな感じで不可侵状態になっているPC1と共闘するような……してないような感じで倒したものの、その後はPC2についていく事を選んだPC1-PC2とPC4は対立。PC2の接近戦を回避できずPC4は脱落し、PC1,2に選択を委ねたのですが、二人は十字傷の絵画を硝子の額縁にはめ込む形で意見一致。絵画が全てはめ込まれ妖魔も人も異界・出島から日本本土へ出入りし放題のえらいこっちゃワールドになりました。
PC1,2は異界で師弟生活をはじめ、PC3,NPCも帝都の権力者をボコボコにする師弟生活?をはじめ、PC4は後に異界制御班に封印されそうになる異界・出島を見ながらなんか……どこいこっかって状態です。

PC1,PC2の信念が和、律でかなり温厚だったこと。PC1からPC3への感情が、自由と平和を生きてほしいという思いだったこと。PC2からNPC(絵画)に向けて子のような感情を持っていたことなどがえらいこっちゃワールドへ至った理由のひとつなのかなと思います。
PC4(信念情)も、使命的に許諾できないもののだいたいPC1,2と同じ気持ちではあったので怒ったり失望したりという感情は無い~~~無いのですが、なんだろう。不思議な感覚になってますねいま!



まずPC1:蛍ちゃんとは確かに兄妹であるという自覚が楽果の方にもあり、守りたい、力になりたいと思っていました。彼女がいた座敷でどのような事が行われていたのかはきっと楽果は知りませんが、出来るだけ傷つかずにいてほしかった。彼女の望みを全うしてほしかった。だから蛍ちゃんとまた家族のように過ごせたらという個人の望みは飲み込んで、蛍ちゃんの傷つく場に居てほしくない、望む場に居てほしいという望みを告げ、本人に道を選んでもらいました。シナリオ終わりでも言った通り、お尋ね者とお尋ね者が二人揃っちゃ大変でしょうしね!
どうか帰ってきてくれ、と泣きついたらまた違う結果だったのか、変わらなかったのかは今ではわかりませんし、その感情を黙っていた事を是とするのは此方の自己満足でしかないのですけれど。楽果的には傷付けるかもしれない相手の本心の奥深くを知る事は恐ろしいことだったので、蛍ちゃんに対しては少なくとも戦闘中は伏せました。

そして蛍ちゃんの願いは恐らく全員の平和、安息だったかと思うのですが、そこに関しては楽果も同じものを望んでいました。PC3の復讐とそれに伴うPC3の自死は本当に、本当にやめてほしかったので完全には同じとは言い切れないのでしょうが。メレルさんと蛍ちゃんが師弟関係になってでも穏やかに暮らしてくれたらいっそ幸せなのかな、という事は考えていたし、鷹守さんにはどうか幸せになってほしかった。死んでほしくなかった。ギンくんの事も、国家に敵対するとかそういう事がなければその願いをかなえてやりたいと思っていました。
そしてそれを純粋に願う事のできる蛍ちゃんの事が、楽果にはとてもまぶしく見えていましたね……。制約に雁字搦めになってまで守ろうとした妹の方がずっと力強い意思を持っていた。みたいな。記憶の中の蛍ちゃんはもっと幼かっただろうと思うので、お兄ちゃん目線、ずっと「大きくなったな……」ってしみじみしていたかもしれません。それに加え此方からは「恨まれているかも」なんて懸念を抱きながらおっかなびっくり触れてた節はあるので、おしゃべりしてくれて、時には力を貸してくれて嬉しかったです。健やかであれ。
最後に言った人の心を忘れないようにというのはあれです。もう一つのふせにあるようにパパまわりの因縁がちょっとあるので……自分たちの両親のような怪物のようになってしまわないで、という願いだったのですが、そのあとバケモノの子見たら良いとも悪いとも、なんとも言い難い〆の言葉を選んでいたみたいでちょっと楽しくなりました。

戦闘中は何気にスペ多くてすごかったですね……やばお。こちらから回想の時に願った「今後の苦難を超えられると見せつけて安心させてほしい」という旨の言葉ですが、蛍ちゃんは強い人になっていそうなので、安心させて欲しいという願いは叶えられたのかも……?なんか世の中一瞬妖魔だらけになったけど。封じられたけど。



PC2:メレルさんも、立場さえなければめちゃくちゃ好ましいと思っていたよ楽果は……。綺麗なもの好きだし、それを作り出せるなんてすごい事だと思うでしょう。美しいと思うものに人も畜生も妖もありません。とは、感覚的には思ってはいたので……。立場上それを発露する事は許されませんでしたが。
対立する内に思ったのですが、楽果からメレルさんに向ける感情の中には少し、八つ当たりのような感情も混じっていた気がします。美しいものの美しい側面を捉え、追及する事ができるのが羨ましかった。己のありたい姿でその場にいられる事、望む世界を望むままに出力できる事が羨ましかった。作り物の異形の身体じゃなくて、本物の幻惑的な身体で動いている事が羨ましかった。優しく微笑んでいられる事が羨ましかった。何より妹に優しく手を差し伸べ、彼女の望む自由を与えられる事がとても羨ましかった。楽果が欲しかったものをほとんど持っていた。どうして私が妹に逢う為に捨てて来たものを、妹を攫った貴方が持っているの?許せない。みたいな感覚が 一ミリたりともなかったわけでは ない きっと。
そう羨ましいと思った時点で負けなのかな。
けれども劣等感は相手を認めている事の裏返しでもありますので……メレルさんの所にいった蛍ちゃんはきっと幸福に過ごす事ができているのだろう、と楽果は信じたいと願います。そう信じさせてくれ~。

ギン君回りに関しても、蛍ちゃんの所でも少し書きましたが「絵画が鑑賞されるべき」というのは同意するところがあるので、実はそこにおいてだけなら何も異論はなかったり。穏健派っぽいからワンチャンPC3とNPCの放流を見送ってくれるかなと思っていた、がそんなことはなかった。でもその芸術に対する姿勢やあやかし倫理好き BIG LOVE……

戦闘中はまじでまるちりブチ当たったのがめちゃくちゃ痛かったですし、スペが沢山でててこわいなって思いました。慢心も怖いです。上記の感情も踏まえると「あんまり嫉妬心とか煽るのやめていただけます!?」って感じの野望だったのかも。でもまるちりは確かに痛かったのですが、どのタイミングから攻撃するか悩みぬいた結果まるちりVSシュラのクロスカウンターになったのは楽しかったですね。少年マンガかな?
こういう感じの時にあきゅさんのPCに勝てた記憶が最近全然ないんですけどやばくない?やばいね。良いと思います。強いのはいいこと。



PC3:鷹守さんとは結局対立してしまった訳ですが、幸せに生きてほしかったのは本心なんや。信じてくれ。信じてくれなくてもいいから本当、残される者達と悔いのないよう過ごしてくれ。という感情でした。
というのも、楽果はザ・家庭の事情により恨みの渦の中で育っているような側面がぼちぼちある為……恨みを恨みで塗りつぶす事は恨みを打ち消す事に非ず、さらなる恨みを塗り重ねる事だと認識していました。なので鷹守さんが秘密にあるように未来の子らの事を想うなら特に、自らの命を投げ出す事をやめてほしかったんです。
両親の恨みの為に「復讐を為せ」と望まれ育った自分はこうなってしまった。貴方が復讐の為に命を投げ出せば、その遺志を継ごうと、此方に似た復讐の道へ足を踏み入れる者もいるだろう。しかし、この姿は和平にはきっと程遠い。貴方だって未来の子等にこんな風になってほしくはないだろう。命を投げ出してほしくないだろう。だから貴方が守りたい子等にそんな悲しい最期を見せてやらないでくれ。という感じ。その辺は情です。
でもこれはこれで、鷹守さんの意思を踏みにじってる事にもなるから難しい所ですよね。あけすけにいえば、未来ある若者の命>お前の命、後続の希望の為にお前は生贄になれ、と言ってるわけで。その辺は国家の歯車思想です。

国家の歯車ポジションってとても不公平で。例えば、これが共産党潰す~!っていう思想だったら特高は協力する可能性が高い訳じゃないですか。アカだ!ころせ!みたいな。それがたまたま異教徒だったからは?お前が死ね。になるのは本当に不公平だと思うし、楽果もその辺の歪さはぼんやり理解はしていたと思う……のですが、なかなか。上忍という階級を持ってなお、あるいは上忍という立場であるからこそ、手を差し伸べる事はできませんでしたね。ド正面からド対立した。
もしもトドメをさせたり鷹守さんに対して回想を切るような事があったら上記の事を語調強めにだだこねてビンタしようかとも思っていましたが、仕上げは蛍ちゃんでしたね。あの時横から割り込んでごめんね。

戦闘中はいや髑髏本尊……スペ……きつ……!という気持ちでしたね。しんどい!鳥獣術遠い!イヤッ!
最初から対立姿勢だろうとわかっていた分攻撃するか否かで悩む瞬間はほぼ無かったのですが、高プロでも安定して出目が高かったので怖いなって思いました……これが意思の力……。


PC4→各PCへの共感回りの感情は大まかに書き出すとこんな感じ?
PC4の立ち位置は確かに生きづらい感じでしたが、CONBEXはこれ好きなので永遠にしゃぶしゃぶしてました。無限に掘れるので味が無くなる気がしない。この後、別にシナリオ後のPC4が何処へ行くのかを書いたクソ長ふせったーを投下する予定です。


また戦闘に関する記述をそれぞれへ感じた事に添えさせていただいたのですが、クライマックスの戦闘中にも対立関係が言ったり来たりしてドコドコ対立!ドコ!ってなるのは目まぐるしくも楽しかったですね……ヘイト管理……むずかしいコンテンツだ。でも楽しい。敵が何人になっても良いように修羅とか持って来た人が言う言葉じゃないかもですけど。
最終的に今回のPC4はギン君も含め全員と刃を交えたんですかね?えらいこっちゃ。今回はかなり火力も目標値も上げたつもりだったのですがそれでも叶わなかったので、バトロワの場合はもっともっと火力を上げる必要があるのだなあと思いました。むずいぜ。

いやでも楽しかった。感情も戦局もぐるぐるしましたが、これ戦場型とかいたらさらにヤバい事になってそうですね。流派指定的に組むのはやや難しい気はするけれど……もしかしたらいずれギャンブラーがとんでもない型とか組んでくることもあるかもしれない。楽しみだなあって思います。おもいました。

〆に近づくにつれて眠すぎてまとまってない文章になってきているのですが、一先ずはここで〆とします。
対戦ありがとうございました!畳む

シノビガミ

#寵獣戯画・点睛編
シナリオ終了後のPC4について。
以下に話す現状は、この話【https://chilblain41.sakura.ne.jp/gjetost...】の話を正史と仮定して話を転がしてるのですが、これに基づいて考えると、自分が特高になるまで努力して努力してきた理由が「家族(PC1最優先)の事を政治的にも武力的にも守れるような力を付けるため、PC1と再び家族として出会うため」という感じになってくるので……PC1が自分なりに望む道を見付けた今、特高という立ち位置に固執する意味が無くなってきちゃったんですよ。特に今回、蛍ちゃんが最後に「私が今度は迎えに行く」というような事を言ってくれてしまったので……楽果はめちゃ嬉しい、けど、まじで特高に固執する意味が~~~~無~~~になっておしまいになってしまっています。

一応今までは「踏み付けて来たものたちの犠牲を無駄にしないため」という名目で立ち続けてきたわけですが、そんなもん詭弁だって本人もわかっているんですよ。唯人を傷つけて尚進み続ける肩の荷を軽くする為の自己満足だってわかってる。だからそれを唱え続ける必要が無くなれば、巻かれた螺子が切れてしまえば、絡繰り人形はその場に崩れ落ちるしかないのです。そうしてその後に何を望むかというと、贖罪……になる……かなあ?という感じがします。形容としてはなんだか違う気もするんですけど、他に言い表す言葉がぱっと出てこない。

なんというか、楽果は自分の家系とか血筋に嫌気はさしてるけど、国自体は特段嫌いではないんですよ。窮屈な政府に思う所はあれど、一般的な市民の安全を守り生活を支えるという側面も確かにあるから。少なくとも妖の血の混ざったこの血筋の者達を今まで生かしてくれたのは、規定にさえ従えば保護を行う国の裁量があったからなわけで。
しかし国に仕えるとなれば、嫁を娶り良い子を産ませ育てることも必要になってくる。国民の義務ですね。それを楽果は、苦果を宿すループを繰り返したくないからとてもやだなって思っています。子供は嫌いじゃないけど血を継がせたくない。ここで断ち切ってしまいたい。的な。他人を愛することが大切であることはさまざまな書や理論を知る内に理解したけれど、父母の性質が合わず家庭を築く事に失敗した時のグロテスクな憎悪の側面を知ってしまっているからこそ、それを自らが生み出す事を恐れているみたいな。蛙の子は蛙とよく言いますから、己も両親と同じ怪獣になる可能性を拭いきれないんです。
それに楽果、母視点かつ歪んだ嫌な父親像を母に山ほど練り込まれていたら、同じ性別と血を持つ己への嫌悪が愛に勝って「子供なんか欲しくない」に着地してしまいそうな気がします。あの人と貴方は違う、なんて比較の中で育てられていたら、性別が同じ、血が同じというだけでも十分あの人との共通点と見做し、それだけで出来損ないのような感覚を覚えると思うんですよね。なのでその感情も含めて処理すると、やはり特高としての立場は捨てた方が楽果は絶対個人的な幸せには至れるんだよなと思います。それにその育て方をする親、絶対「穢れないで」と語るのと同じ口で「早く孫の顔見せろ」も言うでしょう。無理。

だから楽果としての望むことは国に戻ることではなく、マイノリティに追い遣られ迷うものに手を差し伸べて、あるいはその教えを習う為に手を伸ばし、擬似的な「トライブ/家族/子」を形成することなのでは?という気がしていたり。「私が望む誰にも誇れる私の姿」というのを追求するならそうなる気がします。信念的にもだし、今まで知らぬ顔をして踏み潰して来たものが何であったのかをちゃんとみる、理解する、という面でもだし。
ただ、この望みはこれまで踏み付けて来たものへの贖罪の面を持ちつつも、楽果が自らの生きる価値を定義する為の行いでもあるので、贖罪ともなんともいえない……なんか……なんかなんです。正気を失わずに生きる為の術?ヒトとしての形を保ちながら正当性を持たせるための自己満足?なんでしょうか。

---
2022/02/24 15:00ごろ追記
なんか上記の文章しっくりこないなと思ってたんですがわかりました。手を差し伸べるのはマイノリティに限りませんね。対象の階級や多数派少数派に関わらず、そこに困難に苛まれている者がいたらできる限りの手を貸すのが、正しく出力された望みなのじゃないかと思います。
なので、あの後がちゃがちゃになった出島の中で一番に手を差し出すのはどんな人に対してだろうか、と老若男女を1d6に割り当ててロールをしてみたところ、「妖のおいちゃん」という結果になりました。まじ?
他の出目には逸れたちびっこ、一般通過市民、遊郭関係者、宣教師、火事場泥棒のハグレ忍者 とか割り振ってたのですがそこ行くかあ……という感じはちょっとあり。その出会いがどうなるかは完璧にシナリオ外の話になるのでまたそのうち思いついたらどこかで書いたり、大正舞台シナリオに行くことがあったら妖のおいちゃんの方を何かしらの流派と設定して出すかも知れません。
---

今まで無理矢理信じていた道を曲げようとするのだから、上記の道を選ぶまでにはきっとしばらくの時間を要するのだと思うのですが、悩んだまま時が過ぎたら、楽果は異界の内側に残るのでしょうか。もし異界が封じられる前にその決断をしたのなら、異界が閉じてしまう前に、いずれ出島付近で楽果の纏っていた絡繰の靴や制服が見つかって戦死扱いになったりするよう楽果は仕向けるかもしれません。
そうしてからしばらくしてから、帝都にあるだろう母方の家にはきっと、華美な装飾の送り主の名の無い手紙が届くんです。といっても、あんな騒動があってすぐの郵便物がどうなるかはわかりませんので、ちゃんと届くかはわかりませんが。
ですがもしも誰かの手によって封筒が開かれるのなら、それはきっと戦死した筈の特高からの手紙で、時候の挨拶や世間話、謝罪が並べられる一方で一文、「虚栄としての価値しかない私が価値を失くして帰るより、戦地で華々しく散ったと語る方が、貴方も鼻が高いでしょう。それに、貴方の恨む血が絶えたとなれば、貴方もきっと晴れ晴れとした気持ちになるでしょう。」とか、死をほのめかすような恨みがましい言葉が並べてあるのかもしれませんね。
当時のその辺の制度がわかる訳ではないのですが、保険回りの手続きを発生させて相続すべき人にそれまでの遺産を送り込みつつ、自分の痕跡を消し、大衆の印象を損なわないまま辞職する一番の手は「名誉ある死」を装う事だと思うのですがどうなんでしょうか。不祥事を起こした会社から自殺者が出るとそれ以上責められなかったりするのは定石じゃないですか。そんな感じで。そこはかとなく火星の女を引き摺ってる感じも……する!けど!


とりあえず母方との因縁は此処で楽果側からは断ち切れるものとして。あとはそう、バケモノの子みながら思ったんですけど、楽果、父親という存在に嫌悪を抱いている感じもなんというか、中学二年女子学生の精神性で止まってる感じがありますね……。
多分、今更父親に逢いたくないって気持ちが本当に強くあるのだと思います。よくわからないなあ……って反応されても、会いたかったとか後悔してたとか肯定的な反応されても、刷り込まれた「嫌い」が先に出てうまく受け入れる感情になれない気がする。好意的に接してこられても「何を今更」という気持ちが先に出てしまって受け入れられない。母方とは文章で決別できても、父方とは現状ではマジで文字一つやりとりしたくないのでしょうね。教え込まれた嫌悪と、それに伴う自己嫌悪、これまでの経験がぐるぐるして無理です。


……このお話を超えて、楽果は発信と受容という感覚が上手く出来上がってない気がしました。受容する事は多数の視点を得る事。そうして得る視点は他人を裁く時には酷く心に刺さるモノだから、対象の事を理解したと思いながらも決してすすんで共感しようとしなかった。後から切り捨てるかもしれない相手の心情を知ってしまえば傷つくから、極力他人と混ざり合う事がしたくなかったんだろうな。その理論に基づいて、自分を切り捨てるかもしれない他人が攻撃する時に苦しくならないように自分の語る言語も圧縮した。本音を吐露して憐れみを受ける事を、共感されてしまう事を恐れた。
だから、切り捨てる必要性を一時的にか永続的にか無くすだろう今後においては、その恐れを払拭する為に他者に手を伸ばすこと、恐れながらでも混じり合う事を目指して行くのだろうなというかんじです。

翼のような羽織はここまで考える前から「ぼんやり防御感ありそうだな~」と思っていたのでその演出として着せていたのですが、ここで因果関係が結べたかもしれない。
肥大化した自我と安物のブーツは脱ぎ捨てましょうね。畳む

シノビガミ

#寵獣戯画・点睛編
終わった後の話。
もし上手く届かないとしても、蛍ちゃん達と分かれる前に手紙の送り先とか聞いておけばよかったな〜と後から思ったのですが、よく考えたらシナリオ外ランダムダイスによって偶然妖魔っぽいおいちゃんを拾った(拾われた)ので、もしかするとコネとか情報とか手に入るのでは……?

薬師のショタジジィにどれだけの知識量があるかわかりませんが、あわよくば運良くいい感じに運命巡ったら嬉しいなあと思いますね。
もし連絡先の目処がついたら、早々に二人にあててお手紙書くからよ。多分、すこし可愛げなうさぎとか鯨とか描いてある便箋に、カッチカチの日本語とカッチカチの英語をしたためておくる。元気かどうかとか、そちらの世界はどうでしょうかとか。こちらは出島封鎖されました。とか。畳む

シノビガミ

#朧夜に果つ
二週目PLのKPC×KPたくさんした人のPCで遊んだ時のPCの話
双方二週目なのをいいことに独自設定に死の間際の記憶持ってきたのと、ベースが『暗い日曜日(Szomorú vasárnap)』なので秘匿として圧縮する言葉が増える

本当にベースに敷いてるのはVenetian Snaresの『Öngyilkos Vasárnap』なんですけど。それのベースが暗い日曜日っぽかったのでそっちからもかなり引っ張ってきてる。
いろんな訳があるんですが、おおよそまとめると「ある日曜日、あなたは帰ってこなかった。そしてもう二度と帰ってこない。だから私もきっと日曜日に死ぬ。私の目は死んで尚、あなたを見るために開いている。だけど怖がらないで。私はあなたを愛しているのだから。」みたいな意味の歌詞だと思う?

シナリオ上自殺した訳ではないんだけど、生贄として主人の元へ送られたのをそのまま村に返されてしまったら、捨てられたと解釈して勝手に主人の再訪をひっそりと待つ気持ちになっているかもなあと思って……そして陵辱の末に殺されるその間際まで、あるいは死の後まで、目を見開いて主人の姿を待ち望んでいたとかエモくないすか……と思って。そういうのを独自設定にしまいしまいしたり基本背景において色々ロールしてるのでなんか……言動が塩になったり逆に砂糖になりそうになったりしてバグってPLさえよくわかんなくなる。やばおよ。

出力が滞るのは多分キャラクターが冷静ぶりなのもあって、全部を思い出した場合の出力をフランクに書き出すと「でもあの時きてくんなかったじゃん!!!!」の拗ねからなる塩と「でもまた作り上げてくれたんだよね……」の信頼からなる砂糖に二分されるんだとおもう。メンヘラ気味なのかも……
ちなみに今持ってる感情は殺意です🔪畳む

シノビガミ

#死ぬまでの話
GMした陣の選曲の話。
曲を選んでいたCONBEX「幕間はてのひらワンダーランドでおわりはあいのうたでどうだろうか」

どちらもササノマリイ(ねこぼーろ)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/31812.ht...
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/31885.ht...


死話、自陣の感情の強さが強めなのでフラットな視点で曲を選んだり部屋を作ったりするのが非常に難しい
裁定は意地でもフラットにするけど オデ オデ……
畳む

シノビガミ

#VOID
オメガバースの話をしている。
ああ〜〜〜大変なことに気づいてしまった。ロボにΩαβがないってことは、相棒がΩαのいずれかであった場合、目の前で他のΩ/αとしあわせになるのをみてることしかできないのか、そうなのか

人間とロボという関係の時点でつがいになれないのは決まってるでしょうといわれればそうなんだけど、そうなんだけど!相棒が生理現象に苦しんでる時に慰めにすらなれないの、悔しくないか。
人々の第二性別に流されないからこそ、ハウスキーパーとしてはめちゃくちゃめちゃくちゃ重宝されそうだしな、オメガバースを踏まえた世界のVOIDって……ヒイ……畳む

クトゥルフ

#十二星座館殺人事件
アルバスの恋愛事情に関して。
アルバスの恋愛的な好き嫌いって兄と比べるところから始まるから……それを超える相手への感情がどんな形になるか……わからん!ということ。

今のアルバスは兄貴との逃避行に失敗して死別(思い込み)したから社会的に助かってるけど、もし二人で逃走成功してたらブラコン拗らせ近親相姦ルート突入してますからね。(実際は血が繋がってるか怪しいけど、本人は血縁だと思ってるので自認上での罪悪感とかハードルの高さとかは本当の兄妹である場合とそう変わらないはず。だけど兄貴もシスコンなのでほぼ確実にそうなる。おしまいになる。)

しかも、この死者(主観)に対するデカすぎ感情を超える程の好意を誰かに抱いたとしても、その先には「神様に怯えなくてよくなる」っていうハードルがあるんですね。ヤッギ、神殺しに成功するまでは足を止められない、恋にうつつを抜かすなんてありえないので……

仮にその二つをやり遂げる人物が居たとしたら、その人ってハチャメチャ強い人間な気がするし、自分の悲願を叶えたつよつよ人間相手に抱く感情って崇拝になるんじゃないか……?という感じがしてる。
絶対に自分より強いんだから相手の意見を取り入れても問題ない、喜んで欲しいから従うみたいな、そういうとこありそう。
元ブラコン女が尊敬する好きな相手に甘えたじゃない訳ないし、かわいいねって撫でてもらうの嫌いな訳ないだろ!そのためなら自分を歪める可能性もなくないよ。

神様とかカルトとか大嫌いなのに、いざ自分が尊敬できる人間に巡り会ってしまうと崇拝気味になってしまうのだなあ。血は争えない。畳む

クトゥルフ

#週末の原罪
センシティヴ気味な話。
おじって割礼してるんですか?
しててもしてなくてもそうか〜と思うだけのことではあるけど、今ふと気になった。ヴィクトリア朝イギリスの感覚だとどうなんだろうな。
そもそも性器どんな感じなんだろうかっていうのも謎。時々海外絵描きが描いてるイメージのあるチン形比べ的な図に思いを馳せたりするのだった。畳む

クトゥルフ

2023年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

2023年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#風謡譚
各話で使用した奥義と関連する思い出の話。ふせったー回収。


春嵐無間断:しゅんらん かんだん なく
暗号術/完全成功/輝き/分野限定(忍術)

禅語の元ネタ→清流無間斷(せいりゅう かんだんなく)
「絶え間ない清流のように、留まり淀む事無く精進せよ」みたいな意味

1話は年始の話という事だったので、二月から三月にかけて吹くはげしい風や春荒れを表す春嵐を嵌め込み。
構成的にも春香でクリティカルを出す為の輝き完全成功だったので、いち早く春の香をお届けしようと思ったんです。めっちゃ出目悪かったんですけど どうして





薫風自東戦:くんぷうじとうせん/くんぷう ひがしより そよぐ
暗号術/追加忍法/巡らし/回数制限(浮足/紐斬)

禅語の元ネタ→薫風自南来(くんぷうじなんらい/くんぷう みなみより きたる)
「初夏の南風は仄かな春の香を含み、涼やかな気分にさせる」みたいな意味

2話は海の向こうから刺客が来るという事だったので、来る南風を極東から吹く颪に挿げ替え、戦ぐ音を列強に対峙する颪の鬨と示しました。
向い波は向い風で凪いでやらあ!と、荒波を納め戦場のデバフを打ち消すイメージで浮足を取ったのですが、船がマッハで進んでたのでそれどころではなかった どうして





山颪大江薙:やまおろし おおえを なぐ
怪力/クリティカルヒット/滅び/妖魔限定

禅語の元ネタ→なし
禅語の元ネタは無いけれど、大江山の鬼退治伝説(酒呑童子が討たれたやつ)を元ネタにしてます。

浜風が鬼の混ざりものって決めた時から、どっかで鬼退治のネタは出したいと思ってて、とくに大江山の鬼退治伝説で渡辺綱が謡ったという「年を経て 鬼の岩屋に春の来て 風や誘いて花を散らさん(春嵐が花を散らすように、鬼達の命を切伏せる)」の句を引用したかったんや…

3話には身内の仇の妖魔(大江/鬼)が出ると判っていたので、実家から送られてきた破魔の刀を担ぎ、挑発するような句を添えて、全力で仇を撃とう。吹き降ろす山颪を以って、帝都に吹き荒れる天津風を薙ぎ伏せ、凪ぎを引き寄せてみせよう……と血の気モリモリで来たら仇の妖魔が相棒の幼馴染で俺はお前は どうして


総括:どうして 畳む

シノビガミ

#風謡譚
3話クライマックスの話。ふせったー回収。

とうとうやりましたよ凶手雷電クリティカルで6点、降魔で+1点、回想で+1点の8点ブチ込みを最終話のクライマックス、天楼最後のHP8点を削りきるタイミングでブチかませました。PLが嬉しい

浜風自身は必死だったし、攻撃からまひろと八號の悲しみが染みてくるみたいで辛かったし、もう争わないで欲しかったが故の全力の一撃だったんだろうけど、PLはウィーピピ!!!やった!!!!とうとうやったよ!!!!!!!!ワーーー!!!!!って気持ちだった。ごめんね


ところで戦闘に入る直前のまひろが天楼へと反転するシーン、このPVの3分30秒あたりの少年が反転して怪物になるシーンみたいな想像をしてたんだけど、そんな感じであってるのかな。バケモノらしくてPLは好きだけど、浜風は唖然としただろう。せつないね。畳む

シノビガミ

#風謡譚
3話にむけて考えてる話。ふせったー回収。

やりたい事についてHOに触れつつ説明すると、実家が壊滅して戦う事すら不可能だからと浜風の方に家宝の刀を送って欲しいんだけど、浜風には適正が無く使う度にダメージを受けて欲しいんですよ

システムに落とし込むと、
・奥義は【クリヒ:滅び:妖魔限定】を選び、家宝の破魔の刀を振るう内容にする。
・長所背景を【魔法使い:不死身】にする事で妖魔性を出す
・短所背景を【病魔】にする事で、刀を振るう度にダメージを受ける辺りを再現する
・余った功績点で兵糧丸を積んで魔法使いによる不死身の挑戦回数を増やす
 魔法使いによる不死身開発できない代わりには妨害不可能なので、病魔分の補填にはなるハズ

という感じ。
第三話にもきっとめちゃくちゃつよい妖魔が出ると想定して身構えているので、短所背景に病魔なんて積んで本当に生きて帰れるのか?というのが不安な所。
それに、最後の敵が妖魔とも限らないし本当に奥義の短所は妖魔限定でいいのかなって。あっても妖魔+人間NPCだとは思うので奥義が腐る事はないと思うのですが、人間NPCがクソ強かった場合や、人間NPCの特技と自身の奥義の指定特技がカブっていた場合がとてもつらい…なんの手出しもできん…ニンゲンめ…オゴゴ…となりかねない。

この辺り無理ゲーにならないよう、迷惑かもしれないけどGMにこそーっときいてみたい。
キャラシをもうちょっと組めたら聞きます。


あとはデータ的じゃない話。


第三話のHO時点で、PC2の実家が妖魔に襲われているじゃないですか。でも、PC2の実家は一話のHO内容を振り返るにめっちゃ強い家系のハズなんですよね。その実家をブチ壊すって事は、データ上では上忍止まりだとしても、シナリオ上は恐ろしい強さなんだと思うんですよ。だからキャラクター性を優先して少しでも舐めプするのがPLは怖い!こわいです!シナリオ上で確実に強い設定だからって破格のガチガチ構成してそうで怖いよう…

しかもPC1に通ずる技を使うってなると、自陣の場合絶対水中型なんですよ。現状、戦場移動系の忍法はやっちに持って貰ってるし、一話から水中想定の構成で二人とも来ているから。
もちろん、実際のデータ上はそんな技一切持ってない可能性もあるでしょう。でもシナリオ上は、PC1に通ずる技ってなると水中系の技になりそうかなって…これで斜歯の忍法つかってたでやんす!ぐらいの意味の「通ずる」だったら読みがヘタにも程があるんですけど。

そしてもし妖魔の天楼が水中型の妖魔だとしたら、川並衆の実家は逆に裏をかかれているのではないかと思います。流派の水中バフは水師一本、素質のある者は他流派の血を積む事で浮足や抜け井戸を搭載して頑張る。そんな運ゲー的状況の多い浜風の故郷の里に、戦場の極意や浮足を水中指定で積んで来る妖魔が来たらとんでもない事だと思うんです。
勿論、一部には対川賊(山賊の川版的な)部隊として水中型メタの人もいるでしょうが、川並衆として生きている以上水中型の方が多いでしょうし、水中型の中忍程度じゃあ水中型の上級妖魔には敵いっこないでしょう。
同じ戦場ならまだ救いがあると思うじゃん?でも自分が戦極、浮足持っていない状態だと相手の方が圧倒的に有利になるんですよ。更にその状態から放たれる妖魔忍法や上忍忍法の数々……中忍以下の存在は一吹きで吹っ飛んでしまいます。儚ねえなあ命って。

そんなんなので、浜風の故郷には浜風が準ずる姉弟や師匠などの、船が三隻もあれば全て乗せられる程度の生存者しか残っていなくて、乗れる者だけで川下の里とかに匿ってもらってる状況なのではないかと。
本来「一族の人間」が指すのは一血族程度の規模だったのかもしれませんが、己の意向で「一族の人間」の対象を里規模に広げたせいでこんなことになってしまった。こんな事になるなんて知らなかったんです本当に。俺は悪くねえ……


こうして人員が枯渇した天花寺の一派は、もはや生き残ったとしても今寄っている里に吸収に近い形で合併される事になるでしょう。そうした合併の先に待っているのは、家宝、歴史、文化の上書き。里で守ってきた文化は合併先の里に吸収され、里のモノとして昇華されます。一族の技を里のモノとして奪われたって、此方が寄生しなければ生きていけない以上、抗う事はできません。
こうした無理な吸収を危惧した姉弟から、都で暮らしている浜風の方にどうしても守りたい物品だけは送られてきたのではないかと思います。報せと共に送られた家宝の刀と羽織。それを装備して挑むのが第三話。

羽織はなんて事はないただの羽織なのですが、家宝の刀っていうのが所謂破魔の刀的なもので、混ざりモノの浜風は刀身に触ると3点くらいダメージを受けるし、柄を握っても手が灼けちゃう。っていうのが判明したのが送られてきた時。触って熱っ!?てなった。
偶然2話までの立ち絵でも掌を隠してたので、今回も隠しておいても怪しくないし、秘密抜かれて説明する時に使えそうなのでまずは隠しておいて、秘密を公開する時にその辺りと紐づけて説明したいですね。

そんな刀、本当は使わない方が自身の為でもあるのですが、それこそ、そんな舐め腐った態度じゃきっと天津には勝てない。その覚悟を以って、自身の身を多少削ってでも刀を振るう……っていう構図にしたいんですよ……。


やっぱり病魔はキツいで…ってなった場合でも、最後の段落を描きなおすだけだから設定を削る事は容易いので、絶対この背景にしなきゃダメ!!!!ってわけではないのですが。なんか……相方がメカでパーツが欠けても修復可能ってなったら……その対比としてどんどん治らない傷を負っていきたいじゃないですか……生身の人間として……
なんなら適性の無い刀を振るってさ……無理したからやけ焦げて動かなくなった一部の指や片手なんかをぶった切ってさ……メカアームとか移植されたいじゃん……浜風は絶対びっくりすると同時に「かっけー!」って言うので……そういう所ポジティブなんだよな……

折角なら相棒とおそろっちのメカパーツほしいよ!できるだけかっこいい理由で!そういう下心でした。





ところで今回の敵だろう妖魔の「天楼」、もし読み方が「てんろう」だとしたら私の帰路森PCの苗字と同じ読みなんですよ。漢字も「天狼」だったから一文字かぶってるし。隠忍の血統だったし。不思議な偶然もあるものですね。

はっ もしかして 妖魔の天楼の元ネタも シリウス…!? シリウスは中国語で「テンロウ」と読むし、石川県では風星と呼ばれてたらしいし…!?

いうて冬の星だから それが夏に来るかっていうと 知らんけど 知らんけど オーイエ 畳む

シノビガミ

#風謡譚
2話終了時の話。ふせったー回収。

あのあの 無事に鈴子を守れたかも?って安心感と、紅戸くんをマミヤさんたちに任せる前に何故東風谷の名を使ったのか直接きけてよかったって気持ちと、死に方ええなあって気持ちとでグチャグチャよ我。

紅戸くんは場を引っ掻き回すのが上手いですねぇ!いや戦ってないんですけど。

クライマックス戦闘については、やっとやっちに「いけ!やっち!」って感じの事を言えてうれしかったし、やっちがトドメさしてくれたの熱かったし。アイオンもギリギリ落ちてしまったけどめちゃくちゃ愛の力でスズコの体力削ってたのでかっこよかったよ。アイオンが落ちた時に速攻彼を気にかけたところ、やっちの善性と成長を見た気がした。(クリヒを撃つのにじゃまだったのかもしれないけど)。浜風はなんか素スペ2回出して怖かったです。ファンブルも出したけど。

フローレンスのHOがどんななのかまだ知らないんですが、アイオンと鈴子の二人も無事にいてくれるといいな。


紅戸にどうして東風谷の名を使ったのか聞いてみて、利用したと同時に、古き名に泥を塗って愉しんでいたときいて、多分浜風は紅戸とはもはや人種が違うレベルで会わないって覚ったのだろうなあ。半ば落ち零れでも名を継いだ身と、名を操り笑う身と。なんだかんだ、浜風は天花寺の名前を凡庸にはせども、悪用はしちゃならねえと思っていそうなイイコチャン側だし、紅戸の事はきっと凶だと思ってるのですが、そうなると凶と和の組み合わせでしょ。水と油もいいとこですよ。実際秘密を抜くのにジンツウガンとトンコウフ1個ずつ溶かしましたからね。予兆だったのだ。


もう自分のHOの秘密は回想で割れたので話せる話、東風谷さん(鈴子父。浜風にとっての兄貴分というか、親戚のおじさんみたいな) は、浜風の怪異じみた色も、大丈夫だって、それでもいいんだって肯定してくれた恩人のような人…だったらいいなって思っていたんですよ。その方が恩人の娘さんってコトで鈴子を助ける事にも尽力しやすそうですし。実際、気持ち的に行動動機は作りやすかった。髪伸ばしたんだ→まあ…あんたらにも何かと世話になったし…(あんたらに肯定されて救われたから、と言うには気恥ずかしい)のトコくらいしか表層にはでてないかもだけど…。

そんな恩人の名なので、東風谷の名前を紅戸が何故使ったのか、予測はつけど聞きたかった。そして許しがたいと思った。もし紅戸が本当に東風谷の一族だとしても、その性根では助けやしなかっただろうし。東風谷の一族でないのなら、きっと東風谷の名を使ったのはカモにしやすかったから、だろうとは思っていたけれど、その上で個人的に泥を塗るなんて許しがたい。
けれど、今の自身は「颪」の一部であり、きっとこの狡猾な野郎に感情を見せ手を上げたらば、逆手に取られて終わりだろう…っておもったので、ちょっと蔑むだけで我慢した。ら、上あごがとんでったよ!うわあ!

一発殴った方が気持ちよかったかもしれないけど、東風谷がいたらきっと、こんな野郎でも暴力はいけないと怒られたのだろうし。多分浜風の中で東風谷さんのマージンは結構でかい。アレッしかしこれ浜風のお人よし東風谷さんから移った説ないか。
プレイヤーには顔すらわからない存在だけれど、その辺りの善性と教えを、これから関わる人間。ひいては現在の弟分のようなやっちにも、話としてだけでもいいから少し伝えられるといいね…。 畳む

シノビガミ

#風謡譚
2話のNPCの話。ふせったー回収。

いやはや臣八くんが出てきた途端PL陣が「かわいい」「うさんくさい」「クトゥルフだったら絶対放置しなかった」って沸き立ってしまったんだよな。オタク業からのがれらんねぇ。

だってかわいいけどうさんくさかった…かわいそうはかわいい診断が好きな人絶対好き…リョナ本が出る…って言ってたら本当にうさんくさのかしこスパイだった。こわ。
相手が賢すぎて秘密を抜くのに二回振り直しましたわ。ぐぬぬ。

浜風、なんか最終サイクルで渦中のメンズと会話しに行ってしまう業あるなって思いました。一話でもマミヤの二段階目の秘密ぬいたね。そうね。まだやっちの方の秘密わかんないけどどうなんだろうね。気になり気になり。楽しみです。待て後半。 畳む

シノビガミ

#風謡譚
2話HOを受け取って考えた話。ふせったー回収。

秘密を見て今更ながらおもったのですが、もしや1話のPC2HOって、古くから続くいいお家の坊ちゃんであることを想定されていたのだろうか

東風谷さんが華族で、そこと交友があるってことはそれなりに大きなお家想定なんかな…?と。

PC2の1話HOを見て思った一族のイメージが霊山に住んでる修験者や仙人みたいなイメージで、そんな特性ゆえに、血の繋がりを一族として重視してないような気がしたんですよ。地獄門を封印できる技能を持つ者が一族自体に3人くらいはいて、その3人が三方から地獄門を封じようとするイメージが見えていた。
だから浜風はある程度力があって、封印の技能が継承されているくせに里を出て芸能にはしるうつけ者のつもりだったんですよ。忍者である以前にひとりの人間なのでゆめおいたかった。ていうか明治から封印活動停止してるから、村にひとりふたり技能覚えた奴が残ってくれればよくない…?ていうか都から良い文化持って帰ってきて…限界になっちゃう…って、村の方針もなっていたかも。

それで!そう!そうなんですよ!浜風の実家!イズ!村!なので!親が誰かもよくわかんない!村纏めて一族ではあるけど、そんなんヤンキーのいう●●一家くらいの意味合いしかないで…って調子なので、秘密をみたときに、家に便宜を測ってくれた…家…!?家…家!!??もしかしてHOの読み方間違えたか…!?って宇宙ネコになっちゃった。別にいいんだろうけど、齟齬があったらお手数をおかけしますやで… 畳む

シノビガミ

#ホテル・ラインハルト
おきたことのあらまし。ふせったー回収。

20230726182610-CONBE.png
PC3(自PC)まわりが大爆発して笑ってた。

◆シナリオ前準備
・PC3の殺人鬼に「愛する者を殺す」属性を付ける

◆シナリオ開始後
・PC1,2が速攻で場にある大金を持って行ってしまった為にPC3が路頭に迷う
・秘密の競合しないPC4と手を組む事にして、ミシェルに渡った宝石を盗りに行こうとする
・協力する為に感情を結んだ結果、PC3→PC4の感情が「愛情」になってしまいPC4が殺害対象になる
・ミシェルとの戦闘の折にPC4と感情を持っていたPC2が参戦、一人勝ちして宝石を持ち帰る
・PC2が宝石と引き換えにPC4をPC2側に引き込む
・裏切りを受けた結果、PC3がPC4を刺す理由が明確に公然に出来上がってしまう。これは愛憎…!

◆クライマックス
・クライマックスで同プロットに居たPC3と4。ダイス判定で先行になったPC4がアダム達にトドメを刺す
・NPC全滅後の恐怖判定にてPC3が判定失敗→【絶叫】を公開。この時点でカードが残り1枚になる
・仕切り直しのPC3のターンでPC3は回想を切ってPC4への攻撃を宣言
・好き!でも憎らしい!せめて刺します!ウオオーーッ!(PC4の背後から刃物で刺そうとする)
・フ ァ ン ブ ル
・濁 流
・ついでにPC3の【怪物】も顕在化した

◆バッドエンド
・PC3はバッドエンド8(ペナルティ無し)。PC4はバッドエンド9(大怪我でデッドオアアライブ)。
・PC4、判定に失敗して死亡
・PC3、PC4を刺殺したのでは?という方向でPL間の描写が固まる
・>>シナリオ破壊 愛する者殺害、逃亡エンド<<

こんなかんじでした。
濁流に流されたPC、狂気に押し流されたPC、感情の乗ったダイスが強すぎるPCなど…そういったPCは今までに何人かおりましたが、勝ち筋負け筋捻じ曲げてバッドエンドでオチを付けてくるPCは初めてだったので、今までで一番その執念が恐ろしかったです。
畳む

インセイン,画像あり

#ホテル・ラインハルト
開始前の話。ふせったー回収。

いやラインハルト絶対「蝙蝠と聖レオンハルト/the pinballs」が元ネタなんじゃないんですか!そうじゃないんですか!

レオンハルトの絵が飾られた犯罪者や悪魔の集うホテルって描写がバチ当たりしてるし所々歌詞が散見されるような 気がする!
藪睨みに敵を見据えつつ、誰かの赤い魂を奪い取ろうと他の人の罪をめくっていきましょね…。私以外の方も罪を抱えてたり、あるいは悪魔そのものなんじゃないかと勝手ながら予想しているので楽しみですね。ラストとエンヴィーがお互い噛みつきあってるんだよ…。


さてお名前の由来ですが、「アルスニック」とはフランス語で「ヒ素」を指します。そして「シェーレ」も、ヒ素から作られた緑色「シェーレ・グリーン」が元ネタです。シェーレグリーンの元ネタは多分ヒ素の発見者であるカール・ヴィルヘルム・シェーレという方なので、その人が元ネタと言ってもいいかも。
ヴィクトリアの時代にはこのシェーレグリーンやパリスグリーンなど、ヒ素を含んだ緑色が普通に壁紙やドレス、農薬、果てには食器にも使われていたそうです。もちろんそれに長く触れていればヒ素中毒になり、重篤な場合死に至ります。こわいね。

今多くある毒物から何故ヒ素を選んだのかというと、蝙蝠を由来にしてるからです。曰く蝙蝠の別名には「ヒソ」と発音する別名があるらしく、蝙蝠とレオンハルトが感じられるシナリオに持ってくならこの辺で言葉遊びをしようと思った次第です。

あとは「都合の良い信仰にばかり縋っていると己に蓄積された悪で死に至るぞ。」みたいな後ろ向きな意味もあります。
聖レオンハルトは囚人や悪人、罪人、様々な悪鬼などを守護する聖人であると言われており、説によっては慈悲深い心を持った聖人であるとされております。しかしその救済に胡座をかいて罪を重ねれば、いずれ己の積み重ねた悪行は、今を生きる人の手によって裁かれるでしょう。そんな感じです。


アルスニックがどうして人殺しを始めたのか。それはシナリオによって確定される可能性がありますし、そもそも本性は殺人鬼ではないなんて可能性もありますので予定は未定です。ですがこう、生粋の殺人鬼というよりはどっかで道を踏み外したヤベー性癖のやつ、というイメージがつよいですね。
「生き物」という器が予測できない動きをしながら時と共に変形してゆくことが恐ろしい。でも中身である「魂」との対話は好んでいる。だから器の機能を封じ魂とだけ対話しようと、相手を好ましく思うほどに相手の「生き物」としての属性を切り捨てようとするのかもなぁ…という印象。一種「いい人はこんな地獄の器から解放して、早く神の御許に届けなきゃ」みたいな。やべーやつだ。
だからアルスニックはきっと、親しくなればなるほど相手を殺したくなるんでしょう。相手の魂が肉体の中にあるのが耐えられない。いうて技能的に『霊感』とかを持っていく予定は無いので、魂だけになった相手と話す術なんかは持っていないんですが。話す目的じゃなくて解放が目的だからいいのかな…

ヒ素は死因が解明されやすく毒殺に向かないため「愚者の毒」なんて言われることもあるそうで。アルスニックもなんかやるにしても、そこはかとなく衝動的に、愚かに行えると楽しいですね。へへ。


まぁ!色々いうたところで!シナリオ上の目的は金ですよ金!金もらって海外に飛びたい!
誰が、あるいはどこに金が隠されているのかはわかりませんが、今更盗みの罪が一つ増えたところで、罪の重さは変わらないでしょう。他が重すぎるからね。

いい感じに宿泊客の皆さんと関わったり拒絶したり過激派になったりできたらいいですね!おわり! 畳む

インセイン

#燕と錦
回している時に康作がPCに雑に扱われるたびに幸せを感じてしまう。

序盤はオカルトのにーちゃんとして、情報源にされたり雑用任されたり「あいつはしょうがない」「あいつに情報投げると煩そうだから黙っとこう」って雑に扱われたりするんですけど、腕の傷で嘘をつくあたりから終盤にかけて「こいつうさんくせぇ…!」って言われ始めるのすごい楽しい。

今回はとくに、「康作が警察にシャッガイ討伐のための山狩りを行わせる、その為に三日目昼に話しに行く」というのを二日目夜時点でPCにも聞こえるように話しているので、三日目昼に山火事跡地でシャッガイの人間性を悟り、宗一郎の所で康作の中に鬼(シャン)がいてシャッガイを殺そうとしている事がわかり宿に戻るころには、すでに山狩りが始まっている計算なんですよね。
方々の山に山狩りの警察が向かう!シャッガイ達大ピンチ!康作の策略ほぼ出来上がり!みたいな状況からクライマックススタートになる感じなので、探索者がどう康作をぶん殴ってくれるか楽しみです。
うさんくさいおじにいさん、いじめたいよね…!

でも、康作も康作で「少年の頃の親友が実はシャッガイで羽化してしまい、その親友を探して、また彼らの変身のメカニズムや生態を知りたくてシャッガイについて調べている」とかだったらつつき回したい感じになるかなって思うの。
時代設定の都合上増えた設定なのですが、ヤツはシャッガイおよびオカルト文献を確認するためにドイツ語と英語を履修して、更には遠くセヴァンの方に調査に行ったことがありそうな感じなので、本当に親友に人生捧げてるんですよね……。でも今回はシャンに取り憑かれて多くのシャッガイを殺そうとする事になる。傀儡は逆らえないからしょうがないね。 畳む

クトゥルフ

#花歌譚
3話終了直後の感想。ふせったー回収。

ゆきおじはね!暁山に裏切られたことよりも、親子を屠り絆を切り裂くことが辛かった……たぶんあげはちゃんに一撃も攻撃を当てられなかったし、おうぎさんの体力をあと1点にまで減らした所で急に出目が腐り始めた。君は仲間殺しが出来ないタイプのフレンズなんだね…

裏切られるのは、逆に他人を信じやすい性格だから慣れてそうなんですよ。ああまたか。相手にとって手頃だったんだろうな。と、自分が相手にとって特別だとも思わず、ただカモにちょうどよかったんだ。と諦観を抱えるタイプ。

だから今回も、たまたまカモりやすそうだからターゲットにされたんだろう、と思っているだろう。しかしそれ以上に、親子、それも仕方なく他所のの生き物を食う子を守ろうとする親の図はゆきおじには少しキツイ。とてもキツイ。

というのも、おじ自身20ちょっとくらいまでは一般的な人間の家でお爺ちゃんとお婆ちゃんと一緒に、大事に愛情を持って育てられ、今際の時には与えられた愛情を以って二人を見送っているんですよ。だから本能的にできる真蛇以外は、弓道を応用した巡矢、組織加入後に覚えた接近戦攻撃、あとは生まれ持った身体的な特徴を利用するような忍法ばっかり。

そう、それで、異形の子を自らの子として育てる、その心が人間に備わっていなかったら自分もここにいなかった。そんな背景をもっているからほんと、暁山親子の状態がとても見ていて辛いし、否定することは自らの家族を否定するようでなかなか強く出られなかった。シナリオ関係なしに勢いで付けた背景がド刺さりして死んだ瞬間である。

勿論妖魔だろうと違かろうと、人に危害を加えることをみすみす許すことは出来ないが、せめて、せめてそう、暁山親子が穏やかに暮らせる世界があれば、そんな世界に地獄門を通してでも巡り会うことごできたなら、なんて思っていた。地獄門の向こうでたっしゃにくらせよぉ…… 畳む

シノビガミ

#花歌譚
3話途中時点で思った話。ふせったー回収。

シナリオ的なPC2のデコイ性能の上にゆきおじの出目の悪さ、デコイ力が重なって、ゆきおじ自体がすごい狙われやすい体質みたいになってるの草。

なんでだろうな!?ここまでデコイ性能高いのは多分初めてだとおもう。やべーな。

いうて 2話3話のエネミーに狙われる、ついでに明月にも狙われる、まではシナリオ上の仕様だからしょうがないんですけど、更に老樹にも執拗に内臓掻き回されたり逆恨みされたりしたので恐ろしい。

あとはそう、此方を狙って放たれた攻撃に悉く当たってるから狙われがちにみえるのかも。今回もなぁ!1回目の戦闘+エニグマダメージのせいで、2ラウンド目開始時点でもう残り生命点3しかなかったんですよ。今クライマックス前なんですけど、一度もクリ出てないから依然生命点3なんですよ。たすけて。

でもまあ、全ての過剰な艱難辛苦を此方に引き寄せているのであれば、イブキクンに忠誠を誓った身としては浮かばれます。ポジティブに考えよう。
色んな経験が君を強くするだろうが、過剰な凶運はこっちにまわしてほしいと願っているので…。勿論、二人とも何事もなく生きて帰れるのが一番の幸福ですが、自分の老いぼれた身は程々に、未来を生きる人が恵まれていれば此方もうれしくなるのです。そう、実年齢おじいちゃんだしおじいちゃんっ子なので、心の片隅におじいちゃんが住んでる。

このあとはクライマックス。幼子を屠ることになるでしょう。その家族の思いを切り裂くことにもなるでしょう。人でなしである自身を拾ってくれた"家族"が居なければ野垂れ死んでいただろう身としては、心はとても痛む。しかし、こちらにも守りたい人がいるんですよ。損得勘定は置いておいて、譲れない人の世があるんです。頑張るしかねぇよな!がんばろうな!がんばるのだ!わー。 畳む

シノビガミ

#帰路のない森
増えた差分。画像+ふせったー回収。

20230726175723-CONBE.png
育てて来たささらくんと森の外に出るにあたりちっちゃくなった天狼。

ちみっちゃくなった理由としては、ビガミ大判ルルブの後ろのコラム的なとこの凶尾説明欄外にある「見たことのある人間にしか変身できない」を引っ張ってきてました。

森をでたいけど、獣の姿で出て行くわけにはいかない。→であれば同行する人の姿を真似れば、間違いなく現実に生きる人間の姿に擬態できるよね って感じ。

今回はささらくんと一緒に出ることになったからロリショタと化したけど、ヨル君と出るならば目元だけ出した白装束の暗殺者みたいになってた可能性あるし、いんいつくんとだったら、手術着みたいな幽霊みたいな服を着た中性的な生き物になってたかもしれない。可能性はむげんにあるよ。 畳む

シノビガミ,画像あり

#花歌譚
1話終了時の話。ふせったー回収。

なんかすごい、なんか、なんだ?ゆきおじの出目が信用できないという事がわかった…ほんと最後の封印判定ゆきおじが振んなくてよかった(振ったら一花ちゃん死んでそう)

おもいかえせば、最初の血餅を失敗したところからゆきおじのクソ出目は始まっていた。
追加忍法で持ってった血餅を初手失敗してアイテムで振り直し。もうだめだった。
そしてその後の情報判定には成功して情報を手に入れたものの、情報進捗によるマスターシーン…桜から攻撃されるところで、ゆきおじは出目3とかだしまして。そこで桜から接近1+忘却を食らってしまうんですよ。血餅の傷跡に木の根っこねじ込まれた。根っこ×ゆきおじ。ふざけないでほしい。
そして最終戦闘ではもうこれでもかってくらい敵に技が当たらない。ここぞという時になんもできない。つら。ついにはダメージを一花ちゃんに庇わせてしまう始末。こやつ!

よくおもいかえせば出目自体はバチクソ悪い訳では無かったのかもとも思いますが、要所要所ここであてなきゃ!って時に限って外すんですよ。なんでや!
あと一撃当てれば敵を倒せるぞ!!ってとこで不死身破りクリティカル→これはいけるのでは?→攻撃ぽんこつ出目 のブザマな流れを晒したところは、涙なしには語れないです。かなしいね。


あとはシナリオ内容に関して。
一花ちゃんはなんとかGMに慈悲をいただき生存させる事が出来たのですが、このあとはどんな暮らしをしていくんでしょうね。
回想の中でも三人は敵対していなかったので、もし許されるならまた二人が穏やかに暮らせたらいいなぁと、最初の討伐依頼をすっぽかした隠忍は思うのです。

ゆきおじは今唯希くんへ忠誠の感情を持っているのですが、であれば尚更、彼には人として、あるいは人と妖の境目を融かし裁くものとして真っ直ぐに穏やかにあってほしいと思うのではなかろうかと思う。妖魔という大きな敵がいる以上、お互いぶつからなくていいところで無駄な戦いしたくないじゃん。ね。

しかし利用出来るってだけで生かしてる訳でもなく、きっと無意識に一花ちゃんの代わりにイブキクンを見守っていただろうところもあって、でも鞍馬の頭領候補にゃ逆らえねぇなって気持ちもきっとあって(イブキクンは出目がベリー安定してるので)、微妙に複雑な気持ちを抱えてるんだろうなって。
たぶんまだ執着は無いけれど、無意識にマウントを許してるんだろうなって思いました。これは勝てねぇ、力には服従するしかねぇ。ワンワン!イブキクゥン!(忠誠)(山羊)(愛犬ロボ両角)

ただ忠誠しているとは言え、本来唯希くんに付いていたであろう一花ちゃんが戻ってきた訳だし、おじさんはこのあとどうしよっかなーって気持ちでもある。おじさんが加わってもきっと二人の関係は揺らがないのだろうけど、本人が居るならもうその人の代わりってポジションはないし、こんどはどんなポジションで入り込もうかな?っていう。
シナリオ前に考えていた元来の関係が情報の取引相手兼友人兼おとくいさんって感じだったと思うので、そんなかんじで変わらずやってくのかもしれないな。ちょっとの忠誠を添えて。ワンワン。

次はゆきおじの故郷的な場所に向かうわけですが、またなんか過去の話生えそうでこえーな!って思ってます。夕焼け空に潰されそうでわたしわくわくする。次回もよろしくお願いします〜。 畳む

シノビガミ

#朧夜に果つ
ある曲を聴いて大回転してた話。ふせったー回収。

あのな深淵のデカダンスの歌詞、HOから素直に想像できる主人像に当てはまるやつに刺さるタイプの歌詞だと思うんです。で、自分の回した中で一番当てはまるの夜来香なんですよ。


いえっちーーーー💢💢💢💢💢💢💢💢💢
ところどころしんどみがあってな…?

おぼぼよの主人ってどんなに翻弄するように相手を虐げていても、結局のところ、最初に相手を蘇らせるほどに執着したのは此方なんですよ。だからなによりも"それ"がホンモノである事を願っているし、押し付ける愛の重さがあるのだな。


主人にもそれぞれイメージがあってね


春蚕→傲慢さが無いタイプで素直に解釈した主人。神さま目線強め。相手を情で絡めとりたい。可愛い弟子に期待する気持ち。
抵抗して強さを見せて欲しい。力を見てホンモノと信じたかった。

黄胡蝶→トリックスター系主人。ゆるふわ麝香会と聞いていたので、そのアンバランスな無垢を愉しんでた。お花を愛でるような気持ち。
どんなに壊そうとしても堕ちきらない、飲み込まれない自我を求めてたのかな?と思う。

夜来香→素直解釈の主人に加虐と征服欲を添えて。無駄に暴れる子ネズミが滑稽でしょうがない。大事な玩具で遊ぶ気持ち。
しかしその、無駄に暴れる根性が愉快で愛しかったんだろうなって。

迷迭→相手が和の隠忍ときいたので、変化球主人をひねり出した。メンヘラ。情に縋る気持ち。
壊そうとしても崩れない慈母のオーラをすみちゃんに求めてた説があるので下手すると一番やばい。

朱殷→トリックスター系主人。ヤルことヤル悪友のノリ。相手を格下には見てるけど、距離感近め。友と楽しく過ごす気持ち。
悪態吐いて殴り返してくるか見極めてた感じがある。


みたいな感じだった。

細かく理由づけこそしているが、みんな出発地点が愛の押し付けであることに変わりはないよ!

わたしはそういう押し付け奴を作るの楽しいので、きゃっきゃ殴り合いさせて頂けて本当にありがたいのです。ありがとうね。 畳む

シノビガミ

#朧夜に果つ
何度かKPして思った事。ふせったー回収。

朧夜の主って人間側からしたら村一帯を滅ぼした妖魔だから、退魔編よろしく外部のシノビに討伐される可能性かなりあるよなって思った。

現代退魔のシナリオでありそうじゃないですか、ある村を滅ぼした妖魔を討伐しに向かったらそれが朧夜HOみたいな背景を持った妖魔で、PCの中にも滅んだ村の生き残りが居て…みたいな。
それでその場合、館に残留しているPCはどうなってしまうんだろう…なんてこともふと思ったりした。

主人たちはきっと討伐隊なんかに自分の住処を荒らされたら怒るだろう。いくら土地神とはいえ荒れた地に館を構えたままでいるって事は、きっとPCの生前の住居だったり肉体を埋めた墓だったりがあるのだろう、と思うので。討伐目的の面白半分で村を暴き墓を暴かれたらそりゃ激おこですよ。妖魔と非人間が浮世から隔絶されて住める土地なんて少ないでしょうし。私達の寄る辺を壊さないで。

シナリオ後に状況が好転したグループの館にも、きっと討伐隊はやってくるのだろう。庭から見える限りの村が滅びたのなら、大ごとにならない訳がない。いやシノビの世界ならわりと日常茶飯事なのかもだけど。よく戦場が極地になるし。

ともかく、そうして館の焼き討ちだとか、外側から隠忍特攻の護符や刻印やを土地に刻まれたりだとかする可能性を考えると、わりと館に残留するのもリスキーですね。ある種袋小路の物語なのかも知れない。HOの都合上PCを追い出したルートの場合も、主人には何かしら思うところがあったのかも。

もしも主人とPCが門を超えて異界へ渡ったとしても、館は破壊され、現代と異界を繋ぐアンカーや思い出は全て世界から刮ぎ取られてしまうのだろう。シノビ側からすると"アンカーが残っていると妖魔が復活するかも知れないから危険"っていう真っ当な理由なんだけど、妖魔側からするとその行為は"最早思い出の品でしかない物すらも徹底的に塗りつぶして行く破壊者"にみえるから、視点の違いって楽しい。

ただ一つ愛したものを壊された。ただ一つ信じた民に裏切られた。それでも尚、愚かな人の子らを愛せと言うのか。なんてね。

以上の考えはシナリオを何度か遊んだ1プレイヤーとして考えた事なので、実際のセッションの結末が本当にこうなっているかはわかりません。シナリオ外だからGMの抑止力とかないです。みんな好きなようにアフター考えたり考えなかったりして…。 畳む

シノビガミ